原付二種クラススクーターは、通勤・通学から買い物まで、もっとも「生活に近いバイク」である。その中心に位置するのが、JOG125だ。ヤマハ発動機販売はこのスタンダードモデルに新色『グレーイッシュブルー』を追加し、3月19日に発売する。JOG125の特徴も合わせて解説する
JOGの歴史と125㏄への進化
『JOG』の名は1980年代から続く、ヤマハを代表するスクーターブランドである。軽快な走りと扱いやすさを武器に、通勤・通学用として長年支持されてきた。その伝統を受け継ぎつつ、現代の交通事情に合わせて進化したのがJOG125だ。
JOG125は日本市場において2022年3月に発売。従来の50㏄と125㏄クラスでつちかった「軽さ」と「扱いやすさ」という強みをそのままに、より実用域の広い125㏄へとステップアップしたモデルである。
原付一種(50㏄)では法規上の制約や交通の流れに乗りづらい場面もあるが、原付二種(125㏄)なら余裕を持って走行可能。JOG125は、伝統の軽快さを維持しながら「より速く、より安全に、より快適に」日常を移動できる存在へと進化した一台なのである。
JOG125の特徴|軽さと低燃費が武器
JOG125最大の魅力は、ヤマハ独自の「BLUE CORE」エンジンによる高効率設計だ。WMTCモード値51.9㎞/Lというクラストップレベルの低燃費を実現しながら、発進時は力強くスムーズ。信号の多い市街地でもストレスが少ない。
さらに車重はわずか95㎏。735㎜の低シート高と相まって足つき性は良好で、取りまわしも軽い。ビギナーや女性ライダーでも安心して扱えるサイズ感だ。軽量コンパクトでありながら、日常用途に十分な収納力と実用性を備える点も、スタンダードモデルたる所以である。
他のヤマハ125㏄スクーターとの違い
ヤマハの125㏄スクーターには、上質感を重視したNMAXや、スポーティなデザインが特徴のシグナス グリファスなどがある。
NMAXはABSやトラクションコントロールなど装備が充実し、ロングツーリングも視野に入るプレミアム志向。一方シグナス グリファスは走りの楽しさを前面に押し出したモデルだ。
それに対しJOG125は「軽さ」「低燃費」「価格バランス」という日常最適解を追求した一台。通勤や買い物といった毎日の移動を、無理なく、経済的にこなすことにフォーカスしている「生活密着型」125㏄である。
新色グレーイッシュブルーの魅力
今回追加された『グレーイッシュブルー』は、落ち着いたソリッドブルーをベースにしたカラー。派手すぎず地味すぎない絶妙なトーンで、性別や年齢を問わず選びやすい。既存のレッド、ブラック、ホワイトと合わせて全4色展開となり、より自分らしい一台を選べるようになった。
通勤スタイルにも自然に溶け込み、街並みにもなじむ。毎日乗るバイクだからこそ、こうした“飽きのこない色味”は大きな価値を持つ。
まとめ|毎日の足に「ちょうどいい」一台
125㏄クラスは今、選択肢が豊富だ。しかしその中でJOG125が支持を集める理由は明快である。軽い。燃費がいい。扱いやすい。
そして、価格とのバランスが取れている。
新色追加でさらに魅力を増したJOG125は、原付二種デビューを考える人にも、50㏄からのステップアップを検討する人にも有力な選択肢となるはずだ。価格は27万800円になる。
COLOR VARIATION
グレーイッシュブルー(ダークグレーイッシュブルーソリッドB)
レッド(ビビッドレッドメタリック5)
ブラック(ブラックメタリックX)
ホワイト(ホワイトメタリック1)
スペック
- モデル名
- JOG125
- 型式
- 8BJ-SEJ5J
- 全長×全幅×全高
- 1,740×675×1,090(㎜)
- 軸間距離
- 1,205㎜
- シート高
- 735㎜
- 車両重量
- 95㎏
- 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
- 51.9㎞/L[クラス1]1名乗車時
- 原動機種類
- 空冷4ストロークOHC2バルブ
- 気筒数配列
- 単気筒
- 総排気量
- 124㎤
- 最高出力
- 6.1kW(8.3ps)/7,000rpm
- 最大トルク
- 9.8N・m(1.00㎏f・m)/5,000rpm
- 変速機形式
- Vベルト式無段変速/オートマチック
- 燃料供給装置形式
- フューエルインジェクション
- 燃料タンク容量
- 4.0L
- タイヤサイズ(フロント・リヤ)
- 90/90-10 50J・90/90-10 50J
- 乗車定員
- 2名
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
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