2008年登場のCB223Sは、FTR譲りのフレンドリーさにレトロテイストがMIX

FTRをベースにしたレトロモデル・CB223Sが販売を開始したのは2008年4月11日のこと。2007年の第40回東京モーターショーに市販予定車として参考出品されていたCB223Sだが、その開発キーワードは〝ベストマッチアイテム″。軽量・コンパクトなボディと扱いやすいエンジンを兼ね備えつつ、シンプルなスタイリングを持つ気軽に乗れる身近なモデルとして登場したのだ。 エンジンは、FTRに搭載されている空冷4ストローク OHC 4バルブ 単気筒223ccエンジンをベースに、低中回転域での扱いやすさを追求し、キャブレターのセッティングを最適化。最高出力で12kW(16ps)/7,000rpm、最大トルクで18N・m(1.8kgf・m)/5,500rpmを発揮する。フレームも同様にFTRをベースとしたセミダブルクレードルタイプだが、剛性バランスを変更している。そのうえで、純正タイヤにダンロップのTT100GPを採用。前後サスペンションも専用のセッティングをほどこすことで、オンロード向きのハンドリングを獲得している。 前後18インチのスポークホイールというパッケージングはライバル車であるエストレヤやST250 Eタイプと同様だが、フロント110/90-18・リヤ130/80-18という少し太めのサイズのタイヤを装着することで、CB223Sならではのレトロ×トラッカーともいうべき独特のスタイリングを実現している。

また、車両重量の軽さも大きなポイントで、エストレヤ(161kg)やST250 Eタイプ(146kg)などよりも軽量な135kgという車両重量を実現。さらに定地燃費値で41km/ℓという良好な燃費性能と、11ℓ確保された燃料タンクのおかげで、航続距離も十分確保されている。 デザイン面では、車体右側のツールボックスやシングルショックなどからFTRの面影を感じることができるが、オンロード向きのタイヤを採用するなどし、うまくレトロテイストが与えられている。ティアドロップ形状の燃料タンクやフラットなシート、シルバーの前後フェンダーはレトロモデルのお約束だ。

 

COLOR VARIATION

2008年

 

2010年

2010年2月にはカラーバリエーションの変更を受ける。新色のホワイトとレッドが加わり、既存色のブラックと合わせて計3色でのカラー展開に。ちなみに、この際に販売価格の見直しも受けており、税抜き本体価格で4万6,000円のプライスダウンが行なわれた。

 

足つき性はどうなの?

FTR譲りのスリムかつ軽量(車両重量:135kg)な車体は誰にでも気兼ねなく乗れるフレンドリーさを持っている。シート高も780mmに抑えられているので、一般的な体格の成人男性(モデルは身長175cm・体重70kg)はもちろん、女性でも不安を感じることは少ないはずだ。ハンドル切れ角も大きく取られており、最小回転半径もライバルモデルであるエストレヤ(2.4m)やST250 Eタイプ(2.4m)よりも小さい2mなので、取りまわしやUターンもしやすい。

 

SPECIFICATIONS

一次減速比/二次減速比3.090/3.230

車名(通称名) CB223S
型式 JBK-MC40
全長×全幅×全高 2,100×780×1,110(mm)
軸間距離 1,395mm
最低地上高 175mm
シート高 780mm
車両重量 135kg
燃料消費率 WMTCモード値 -km/ℓ
定地燃費値 41km/ℓ
エンジン種類 空冷4ストロークOHC 単気筒
総排気量 223cm3
内径×行程/圧縮比 65.5×66.2(mm)/9
最高出力 12kW(16ps)/7,000rpm
最大トルク 18N・m(1.8kgf・m)/5,500rpm
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 11ℓ
潤滑方式 ウェットサンプ
燃料供給方式 キャブレター
始動方式 セルフ式
点火方式 CDI式バッテリー点火
クラッチ形式 湿式多板
トランスミッション形式 常時噛合式5段
ギヤ・レシオ 1速 2.769
2速 1.722
3速 1.263
4速 0.960
5速 0.814
キャスター/トレール 25°45’/84mm
タイヤサイズ 110/90-18 61H
130/80-18 66H
ブレーキ形式 油圧式ディスク
機械式リーディング・トレーリング
懸架方式 インナーチューブ径Φ37mm 正立フロントフォーク
スイングアーム,シングルショック
フレーム形式 セミダブルクレードル
乗車定員(人) 2
メーカー希望小売価格 43万920円

※キャンディーグレイスフルレッドは1万800円高

 

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