YAMAHA SR400

シートがフラットなので、前方に座りポジションがきゅう屈に感じても座る位置を後ろへスライドするだけで解決できる。ハンドルまでの距離は、スタンダードに腰を下ろすと近からず遠からず。しかし、実際にライディングポジションを取ってみると少し低い印象だ。車体もシートもスリムで足着きはまったく不安に感じることはなかった。車体の重心が低くなっているからか、ハンドルから手を離してもフラつくようなことはなかった。もちろんまたがったままステップの足を乗せ替えたり、サイドスタンドを出すのも問題ない

ライダー：シートの前方に詰めないでソロと同じ位置に座っても、タンデマーと干渉することはほとんどなかった。両足でしっかり支えられるので、タンデマーが乗り込むのときにも車体がフラつくことなく、不安に感じることはなかった
タンデマー：シートは、奥行きはさほどないもののきゅう屈というほどではない。厚みがありすっぽりお尻がおさまるので安定感があり、座り心地は良好。細い棒状のグラブバーはしっかりにぎり込むことができるので、かなり安心感は高い

MACHINE DATA

年式

2010年

シート高

790㎜

全長×全幅×全高

2,085×750×1,110㎜

排気量

399㏄

車両重量

174㎏

RIDER DATA

身長

178㎝

体重

78㎏

※記事の内容はNo.102（2010年9月24日）発売当時のものになります