FIM世界耐久選手権(EWC)のプロモーターであるディスカバリー・スポーツ・イベントは、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)および日本のイベントプロモーターであるモビリティランドと協力し、鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)の日程を2023年8月4日から6日までと決定した。通常より1週間遅れの設定となる。
EWCの一戦として長期的に定着し、バイクレースでもっとも有名で過酷なイベントでもある鈴鹿8耐は、当初2023年7月28日から30日開催と予定されていた。しかし、スーパーバイク世界選手権に参戦するライダーがEWCの常連選手や日本の有力レーサーと対戦する機会を提供するために新しく日程を設定したとのこと。
ディスカバリー・スポーツ・イベントの責任者であるフランソワ・リベイロは、次のように述べている。
「鈴鹿8耐はライダーやチーム、マシンの大きなテストであるだけでなく、大きな成功を収めている日本のモーターサイクル産業の祭典でもあります。そのため、トップライダーやチーム、メーカーが、鈴鹿という象徴的な場所で開催されるこのイベントに参加することは非常に重要なことです。FIMとモビリティランドの協力により、2023年8月4日〜6日という新しい日程が決定したことに感謝します」
合わせて2023年シーズンの世界耐久選手権のスケジュールも発表されている。第1戦となるル・マン24時間は4月13日から16日まで、第2戦のSPA24時間は6月16日から18日まで、そして第3戦の日本ラウンドは8月4日から6日まで開催される予定である。そしてフランスのポールリカールサーキットで開催される第4戦のボルドール24時間レースは9月14日〜17日に開催され、2023年のスケジュールを締めくくることになる。
