オフロードテイストの125ccスクーター・ビーウィズ125が2016年2月10日より登場する。 やはり注目したいのは、そのアグレッシブなスタイリング。片側をプロジェクターランプとした左右非対称のヘッドライトは、中央にポジションランプを配置した個性的な仕上がり。オフテイストを感じさせるアップタイプのフロントフェンダーに、フォークブーツカバー、ハンドガード、タンデムグリップ付きのリヤキャリアを標準装備する、遊び心満載の仕上がりだ。 ビーウィズ125に搭載される空冷4ストローク OHC 4バルブ単気筒の124ccエンジンは、同様のエンジン形式を採用するシグナスX SRのスペックと比較すると、最高出力&最大トルクに変更はないが、車両重量が1kg増加していることやタイヤが太くなっていること、二次減速比がショート化されていること、はたまた空気抵抗の問題か、燃費が悪化しており、定地燃費値で2.9km/ℓダウンの40.4km/ℓ、WMTCモード値で3km/ℓダウンの36.1km/ℓとなっている。 タイヤはフロント&リヤともにシグナスX SRよりもサイズがアップされており、フロントは110から120サイズに、リヤは120から130サイズに変更されている。また、タイヤのパターンもオフロード風のブロックパターン採用だ。 フロントポケットは容量1.4ℓ、シート下トランクは容量29ℓを確保している。ちなみに、最低地上高はスクーターとしては高めの145mmに設定されており、シート高は780mmだ。販売価格はシグナスX SR比で1万800円高の31万8,600円となる。
ブルー
マットブラック
CYGNUS-X SRと見比べてみると
シグナスX SRとは大きく印象が異なるビーウィズ125だが、ホイールやフロントフォーク、サイレンサーの形状などはシグナスX SRと部品の共有化が図られていることが見て取れる。
SPECIFICATIONS
| 車名(通称名) | BW’S125 | |
|---|---|---|
| 型式 | EBJ-SEA6J | |
| 全長×全幅×全高 | 1,910×765×1,125(mm) | |
| 軸間距離 | 1,305mm | |
| 最低地上高 | 145mm | |
| シート高 | 780mm | |
| 車両重量 | 119kg | |
| 燃料消費率 | WMTCモード値 40.4km/ℓ | |
| 定地燃費値 36.1km/ℓ | ||
| エンジン種類 | 空冷4ストロークOHC 4バルブ 単気筒 | |
| 総排気量 | 124cm3 | |
| 内径×行程/圧縮比 | 52.4 × 57.9 (mm)/ 10 | |
| 最高出力 | 7.2kW(9.8ps)/7,500rpm | |
| 最大トルク | 9.9N・m(1.0kgf・m)6,000rpm | |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
| 燃料タンク容量 | 6.5ℓ | |
| エンジンオイル容量 | 0.9ℓ | |
| 潤滑方式 | ウェットサンプ | |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | TCI(トランジスタ式) | |
| クラッチ形式 | 乾式, 遠心, シュー | |
| トランスミッション形式 | V ベルト式無段変速/オートマチック | |
| ギヤ・レシオ | 2.500~0.768 | |
| 一次減速比/二次減速比 | 1.000/ 10.667 | |
| キャスター/トレール | 27°00′/ 95mm | |
| タイヤサイズ | 前 | 120/70-12 51L |
| 後 | 130/70-12 56L | |
| ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスクブレーキ |
| 後 | 油圧式シングルディスクブレーキ | |
| 懸架方式 | 前 | 正立フロントフォーク |
| 後 | ユニットスイング式 | |
| フレーム形式 | バックボーン | |
| 乗車定員(人) | 2 | |
| メーカー希望小売価格 | 31万8,600円 | |
ヤマハ発動機お客さま相談室
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