前傾姿勢でも視界が途切れない!DOUBLE O Glasses GEARが販売するライディング専用メガネを紹介

フレームの種類は3種類。上からライド・ライドエボ・ライド2.0だ。ライドエボは他のフレームよりも小さく作られており、女性ライダーにもオススメ

 

メガネをかけるライダーは、走り出して前傾姿勢を取るとメガネのフレームにより視界が見切れてしまったり、そうならないように顔を上げ変な乗車姿勢になったり、走っていると汗でメガネがズレてきたりと、さまざまなストレスを抱えている。

 

普通のメガネをかけ、視界を確保しようとすると極端に顔が上がってしまう。無理な姿勢で疲労もたまりやすいし、適正な乗車姿勢とも言い難い。適正な姿勢を取ろうとすると、視界が切れてしまう。ジレンマだ…

 

そんなメガネライダーの悩みを解消すべく、ダブルオーグラスギアが生み出したのが”ライディング・アイ・ウエア”だ。同社の檜垣代表もメガネライダー。

自身のストレスを解消すべく開発に着手し、2008年に発売をスタート。以来、多くのライダーの支持を集めている。

 

汗によるサビなどを考慮して素材には純チタンを採用。リムとの接合部分には非対称スプリングを用い、装着時の圧迫感を軽減する。また着脱のしやすさを追求したツルの形状や、フィットしやすいテンプルも特徴だ

 

一般的なメガネとはレンズ・フレームともに設計思想が大きく異なるライディング・アイ・ウエア。まずはフレームだが、ツルはヘルメットの内装と干渉しにくい形状としつつ、端部のテンプルにも工夫を凝らす。

フィット感を高めるためにツルとリムの接合部分に非対称スプリングを、ノーズパッドには汗に強くすべりにくい特殊シリコン素材を採用。これにより、ヘルメットをかぶっていても着脱しやすく、かつ走行中のズレを低減させている。

 

ライディング・アイ・ウエア用レンズは一般的なレンズ(下)よりもカーブをもたせている。このカーブが適正な視界をもたらしてくれるのだ。大量生産が効かないワンオフ品で、遠近両用などの製作も可能

 

レンズも一般的なメガネとは異なり、カーブを持たせることで広い視界を確保。ちなみにこのレンズを作るため、いろいろなメーカーに話を持ち込んだが、製作に手間がかかるため断られたという。しかし檜垣氏の熱意を理解してくれるメーカーが見つかり発売にこぎつけたのだ。

 

ライディング専用メガネということで2~300m先がよく見えるように設計されているため、PCなどの操作には適していない。そのため場面に応じて使い分けるが、かさばらないようおりたためるケースが付属するのはうれしいポイントだ

 

またバイクの種類や走るステージ、ライダー個人の目に合わせるために、黒目の位置を含めて、檜垣代表自らが綿密な検眼を行なう。そのため手に入れるには同社の店舗(京都府)に足を運ぶのが基本。ただ関東圏からは距離があるため気軽に…、というわけにはいかない。そこで同社では定期的に出張検眼サービス〝トランクショー”を展開している。

 

興味を持った人は同社公式サイトにて今後のスケジュールをチェックしてみよう。なお、檜垣氏が一人で検眼を行ない、人気が高いため、事前予約が必要になるので注意しよう。

 

トランクショー 開催スケジュールはコチラ!

CONTACT

問い合わせ先
ダブルオーグラスギア
電話番号
075-746-4747
URL
http://www.double-o.com

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