バイク用のバッグは自分に合ったものを。最新の選び方はコレだ!【Part.1】

現在バイク用のバッグは、車体にくくりつけるモノから身に付けるモノまでさまざまなカテゴリーがある。それゆえ、どんなバッグを選べばいいか悩んでいる人も多いだろう。そこで、ここではバッグの選び方について触れたいと思う。さまざまなバッグをラインナップするゴールドウインモーターサイクルのアイテムの中から各カテゴリーに合うものをピックアップしてみたのでぜひとも参考にしてほしい。

簡単に着脱できるベルト仕様が便利

まず、1日にある程度の距離を走るなら車体に取り付けるバッグを利用することをお勧めする。理由は単純、ライダー自身に負荷をかけず安全性を高めるからだ。

 

さて、車体に取り付けるバッグをセレクトする際、忘れずにチェックしてほしいのが装着の仕方だ。車体にベルトを装着して、そのベルトとバッグを差し込みバックルやフックによって簡単に取り付けられるモノであれば、キャンプツーリングなどバッグを着脱する必要がある場合もすごくラクなのだ。ゴールドウインモーターサイクルが採用しているXベルトが、まさにそんなアイテムになる。装着はXベルトをタンデムシートの下に挟み、バッグをタンデムシートの上に乗せてバックルで固定するだけ。実際に取り付けてみると、ラクなうえしっかりと固定できる。

 

今では同じような構造のベルトが増えてきており、スタンダードなものとなっているが実は「Xベルト」がそのパイオニア。簡単なだけではなくバランスよく固定されるように考えられているのだ!

 

Xベルトをタンデムシート下にセットした状態。バッグを装着しないときは、タンデムシート上でベルトのみでX状に固定できるので邪魔にならないのもポイント
バッグをXベルトに固定した状態。バックル部分でベルトの長さや左右前後のバランスを調整できるので、しっかりと固定することが可能だ

 

使い勝手がいい車体装着可能なバックパック

近所に買い物に行ったり、お茶しに行ったりとちょっとしたお出かけだと、バイクから降りてそのまますぐに動けるバッグを身に付けたほうが何かと便利だ。とくに秋以降は気温が下がるので、バッグを背負っても汗で背中がぬれる心配がないから、適度な容量が確保されたバックパックが重宝する。

 

ちなみにゴールドウインでは、樹脂フレームを内蔵して型くずれしないクロスオーバーリアバッグと必要ない時は薄くたためて場所をとらないクロスオーバーデイパックをそれぞれ2容量ラインナップしていて、いずれも先に挙げたXベルトによって簡単に車体に取り付けることも可能となっている。また、アップダウンがあったり路面が荒れているハードめな林道ツーリングだと、車体もけっこう暴れる。そんな時は、車体に荷物をくくりつけるよりしっかりと背負ったほうが安全かつ安心。とくにチェストサポートが付いてバッグを体にフィットさせやすいクロスオーバーデイパックがベストだろう。

 

車体の積載能力に見合った大型バッグを選ぶ

近年キャンプツーリングがますます盛り上がっている。キャンプサイトでできるだけ快適な時間をすごすためには、テント、シュラフ、チェア、テーブルにクッカーとさまざまなアイテムが必要になり、当然ながらそれらがすべて入る大容量のバッグがほしい。ゴールドウインモーターサイクルには、そんな快適さを追求するライダーに対応する78Lの大容量が確保されたツーリングリアバッグ78がラインナップされている。ただ、車種によっては大容量のバッグが積みにくかったり、キャンプメインといえども道中のワインディングも楽しみたいというアクティブ派だっている。そんな、バッグのサイズはあまり大きくしたくないというライダーは、持っていく道具とのバランスで、ツーリングリアバッグ53、ツーリングリアバッグ32、クロスオーバーリアバッグ35からチョイスするのがいいだろう。

 

ツーリングリアバッグ78
ツーリングリアバッグ53
ツーリングリアバッグ32
クロスオーバーリアバッグ35

ツーリングリアバッグ78 製品ページツーリングリアバッグ53 製品ページツーリングリアバッグ32 製品ページクロスオーバーリアバッグ35 製品ページ

 

連泊するなら容量50L以上をチョイス

ゴールデンウィークや夏休み、シルバーウィークといった長期の休みが取れる時に、数日をかけたロングツーリングに出る人もいるだろう。ロングツーリングの場合、おうおうにして朝から晩まで動き放しというパターンに陥る。そんな状況下でできるだけ疲労がたまらないようにするために、荷物は車体に取り付ける。その荷物は、泊まりをキャンプにするのか、それともホテル、民宿かによって大幅に変わる。

 

また着替えをすべて持って行くのか、途中でコインランドリーを活用するかでも変わってくる。いずれにしろ、極力長旅の不安を減らすとなると、荷物が増えるのは仕方のないところ。ゴールドウインモーターサイクルでは、そんな大荷物に対応する容量50L以上のバッグが2つ、ツーリングリアバッグシリーズに用意されている。

 

ツーリングリアバッグ78
ツーリングリアバッグ53

ツーリングリアバッグ78 製品ページツーリングリアバッグ53 製品ページ

 

容量可変タイプで幅広い用途をカバー

自宅にバッグやウエアなどバイク用品を置いておくある程度のスペースが確保されていれば、バッグを数個所有してその時々で使い分けることもできる。ただし、そういったスペースが確保できず、1つのバッグをさまざまな用途に使いたいという人だって少なくない。そんなバッグに求められる多様性とは何なのか? 一番は容量だろう。実際に現在容量が可変するバッグがたくさん世の中には出回っている。ゴールドウインモーターサイクルでも、ツーリングリアバッグシリーズ4種類は横方向に、2種類のシートバッグシリーズは縦方向に容量が増やせるようになっている。ツーリング先のおみやげ屋で、“あっ、これやっぱり買って帰ろう”という時に容量可変タイプのバッグは重宝すること間違いなしだ。

 

ツーリングリアバッグ78
ツーリングリアバッグ53
ツーリングリアバッグ32
ツーリングリアバッグ23

ツーリングリアバッグ78 製品ページツーリングリアバッグ53 製品ページツーリングリアバッグ32 製品ページツーリングリアバッグ23製品ページ

 

一泊なら容量30Lを目安に

ビギナーは経験が少ないため、ベテランでも普段日帰りツーリングばかりだったりすると、1泊ツーリングを楽しむのに用意するバッグの容量がどれくらいかわからないなんてことも。1泊ツーリングに必要なモノは、雨に備えたレインスーツ、着替え、洗面用具といったところが最低限で、そこから楽しみ方に合わせてどんどん増えてゆく。加えて、家族や同僚へのおみやげが必要になってきたりもする。そんなわけで、30L前後の容量のバッグを用意するのがいいだろう。ゴールドウインモーターサイクルのバッグだとツーリングリアバッグ32がオススメだ。スーパースポーツのようなタンデムシートが小さい車両にはシートバッグ28、背負うことも考んがえるならクロスオーバーリアバッグ35を候補にするといいだろう。

 

 

ツーリングリアバッグ32
クロスオーバーリアバッグ35

ツーリングリアバッグ32 製品ページクロスオーバーリアバッグ35 製品ページ

 

今回はPart.1ということで容量が多く、宿泊を想定したツーリングにおススメなラインナップでお送りした。大きければ大きいほど荷物のパッキングに苦労はしないし、お土産を購入する楽しみだってカバーできる。

 

しかし街乗りメインの人や日帰りツーリングにしか基本行かないという人。車体のフォルムを気にして大きなバッグは積載したくないという人も居るだろう。そういった人向けにPart.2では容量が少なめかつ、スタイリッシュで気軽に使えるサイズ感のバッグをご紹介していきたいと思う。そちらもぜひともチェックしてみてほしい。

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