はたして“ケッタ”は生きているのか?

はたして“ケッタ”は生きているのか?

最近、自転車用のパンツを買った。自転車用といってもいわゆる競技用ではなく、カジュアルなデザインなんだけど反射板が付いていたり、チェーンに巻き込まれないようスソがしぼれるようになっているヤツだ。小さなメーカーだけでなく、世界を股にかける大手衣料メーカーがそういったラインを作っていることからも、ストリートでロードレーサーなんかをオシャレに乗ることが、世界的に定着したのではないだろうか。25年以上前から、街中でのみ(笑)ロードレーサーに乗り続けているボクとしてはうれしい限りだ。

ボクが自転車にマジで興味を持ち始めたのは、高校生になった16歳のころ。本誌かこのコラムで前にも書いたことがあるけど、通っていた高校のすぐ近くに自転車専門店があって、そこでロードレーサーを見たことがキッカケだった。とはいえ競技にハマることはなく、先にも書いたとおりストリートで乗ることがメイン。今でこそロードレーサーを足として乗り回している人も多いけど、当時はごく少数。まぁ、かな〜り時代を先取りしてたんだな(笑)。で、周りに参考になるものがなかったので何にもっとも影響を受けたかというと、アメリカのメッセンジャー(自転車便)だった。今では国内の都心部で走っていることもあって、メッセンジャーも知られる存在だけど、当時はやっと映画『クイックシルバー』(86年公開)の影響でその存在が知られ始めたころである。ボクもその映画にモロに影響を受けたのだ。当時メッセンジャーが使っているメッセンジャーバッグが欲しくて、雑誌から街中までいろいろと探しまわったけれど、結局見付けることすらできなかった。今じゃほとんどのバッグメーカーがラインナップしているくらいなのに、当時はそんな小さい世界だったのだ。

ということで、ほんとに一自転車好きとして、いい時代になったなぁと感じている。ただそんななかで一つ気になるのが、東海地区ではいまだに自転車のことを“ケッタ(マシーン)”と呼んでいるか? ということだ。関東ローカルだった“チャリ(ンコ)”は、自転車がメジャーになったからなのか全国区になったと感じるんだけど、実家を離れて20年以上経つからか、あるいは廃れてしまったからなのか、ケッタという響きを最近まったく耳にすることがなく、オジサンとしてはちょっとさびしいんだよね。

はたして“ケッタ”は生きているのか?

タローのプロフィール

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

コメント 6件

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    by たいちゃん2013/4/1 13:35

    現在28歳ですが、自分が岡崎の高校時代はまだケッタと言われていましたよ!今は名古屋地域に住んでいますがあまり聞きませんね~(T_T)

  • by タロー2013/4/1 16:19

    おお、早速のレポートありがとうございます! うれしいですね〜、10年前はまだ言われていたんですね。ただ、今、名古屋で言われていないのは、ちょっとショック…。今年に入ってから名古屋市内で“ケッタ”という単語を聞いたという報告待ってます!!

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    by 江戸っ子2013/4/3 21:46

    転勤で名古屋に3年住んでます。会社の自転車通勤の女の子、ちゃんと「ケッタ」って言ってますよ。

  • by タロー2013/4/3 23:10

    待ってました〜! なんともうれしいコメント。ありがとうございます! 勝手に感無量です!!

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    by Enu2013/4/7 00:43

    ご安心を!! 『ケッタ』は現役ですよ!! 生まれも育ちも住まいも愛知県三河地域、勤務先は名古屋市内ですが今でもみんな言いますよ!!

  • by タロー2013/4/7 05:34

    おお、なんともうれしいレポートが! 
    ケッタというなれ親しんだ単語が現役であることに少なからず感動して
    若かりしころの情景が浮かんでしまう…、あぁ、オッサンになったなぁ〜
    Enuさん、ありがとうございます!!

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