「排気量募金」のお知らせ

「排気量募金」のお知らせ

「五体不満足」の著書で有名な乙武さんがツイッターで紹介した一言が、波紋を呼んでいるそうです。それは阪神大震災のときに被災した人の言葉で、「助けに来てくれて一番ありがたいと思ったのは自衛隊の人たち。一番迷惑で邪魔だったのは、自称ボランティアの人たちだった」という内容。被災者が必要とすることは何もできず、逆に被災地で数少ない食料や水を消費していくだけだった…と。この一言に対して「ボランティアを侮辱している」というような批判もあったそうですが、それとは逆に「一理ある」という声も多かったようです。

ボクも、「一理ある」と思った側ですね。阪神大震災や新潟県中越沖地震など、これまでにあったさまざまな災害で明らかになってきたことですが、ボランティアは「自分の衣食住は確保する」というのが大前提として必要だそうです。被災のなかった地域からわざわざ人が行くのだから、その人は絶対に被災地の手をわずらわせるようなことがあってはならない。もし被災地の貴重な食料や物資を消費してしまったら、被災地にとっては単純に「食い扶持が一人増えた」というだけですから。

災害時には、機動力のあるバイクが役に立つという事実があるそうです。バイクを使ったボランティアに取り組んでいる団体もあります。ですが、彼らは普段から災害を想定した訓練をしています。トライアルの経験がある人も多く、ライディングテクニックもあります。しかも行動するときは必ず2台で一緒に動き、一人は救援物資などを運び、もう一人はパンク修理キットや工具などを常に携行しているという話も聞きました。ボランティアが被災地で「コケちゃってレバーが折れて、身動きが取れなくなっちゃいました…」なんて事態に陥ったら、被災地にとっては「わざわざやって来て迷惑をかけに来た人」でしかありませんからね。

もちろん、ボランティアの力を否定するわけではありません。普段から災害時を想定した準備や勉強をしている人もたくさんいることでしょう。ただ、そこまで考えが及ばずに駆けつける人も多いのだそうです。中には「来てやったぞ」という態度の人もいるらしく、「食事はどこに用意されてるんですか?」などと聞いてくる人もいるとか。確かにそんな人がいたとしたら、迷惑でしかありません。

ボランティアの力は確かに大切ですが、義援金を送ることも被災地にとっては同じくらい役に立ちます。そんなわけで、今回のコラムはここからが本題なのですが、実は二輪専門誌が共同で、募金を募ることになりました。その名も「排気量募金」といいます。まぁ「排気量」というのは一つのキッカケのようなもので、厳密なルールはありません。要は「ライダーたちで募金しよう」ということです。詳細は以下に記載しますので、何かしたいという思いをお持ちの方は、ぜひご寄付をよろしくお願いします。

東日本大震災被災者支援

「二輪車ライダー排気量募金」のお願い

●募金の送金先
郵便局・ゆうちょ銀行 口座記号番号:00140-8-507
口座加入者名:日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間:平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※郵便窓口でお受取りいただきました半券(受領証)は、大切に保管してください。
※通信欄にお名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

●送金金額
1)それぞれお持ちの二輪車の排気量分の金額
250ccバイクをお持ちの方は250円、1,000ccバイクをお持ちの方は1,000円と、対応する金額をお振り込みください。

2)250cc未満の場合は250円
250cc未満の125cc、50cc等をお持ちの場合は、最低金額を250円としてお振り込みをお願いいたします。

3)金額の上限は問いません
もちろん、排気量分以上の金額をお振り込みいただいてもかまいません。例えば、複数台数をお持ちの場合など、ぜひ1台分以上のお振り込みをお願いいたします。

4)ご寄付いただいた後のメール送信

(宛先:haikiryo.bokin@gmail.com)
ご寄付いただいた場合、上記の宛先にお名前と寄付金額、メッセージなどを記載したメールをお送りください。後日、集計した上で、二輪専門誌誌面等で合計金額、メッセージなどを公表させていただきます。

「排気量募金」のお知らせ

マンボサイトーのプロフィール

「マンボ」というニックネームはマンボウ似であることから名付けられ、当初はかなり嫌がっていたものの、最近ではそれほど気にならなくなってきた。ビッグバイクよりも中小排気量 の方が好き、人気車種よりもマイナー車の方が好き、というあまのじゃくな性格の持ち主でもある。

コメント 1件

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    by うな2011/3/24 18:53

    “排気量募金”の趣旨に賛同し、我が愛車の排気量分¥1300を振り込ませていただきました。これなら私にも身の丈に合ったサポートが出来ます。取扱期間が長いのもお互いに助かりますね。大型に乗っていて良かった!これからは、かの地の郵便局をツーリングの目的地にします。

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