特集人気モデルインプレッション大会!
実走インプレ#02
152

この企画に登場しました!
なんといってもエンジンが特徴だ
走り出す前に、それぞれの車両にはどんな特徴があるのか紹介していこう。まずMT-09だが、このバイクには“並列3気筒エンジン搭載”という大きなアイデンティティがあるのだ。現在の国内ラインナップでは、並列3気筒というのは非常にレアなので、まずはココが大きな特徴と言えるだろう。また“軽さ”についても相当に追求されているバイクで、846ccで188kg(ABSなし)という車重は驚異的な数字だ。
MT-07との違いという点でいうと、MT-09は走行モードを切り替えることが可能。オールマイティなSTDモード、アグレッシブなAモード、マイルドなBモード。切り替えることでエンジン特性を変化させられるのだ。
メーターユニットは独特な多角形型。中央に速度が表示され、エンジン回転数は液晶上部にバーグラフ式で表示される。また、残燃料、時刻、平均燃費なども表示される
MT-09を語るうえで外せない3気筒エンジン。排気量が約850ccということを考えると、とても小さく、コンパクトに作られている。エキパイの取りまわしと、ショートタイプのマフラーも特徴
フロントフォークには、バネ下重量の軽減と高剛性を期待できる倒立式を採用。ゴールドのアウターチューブは、見た目のスペシャル感も漂わせる
ブレーキには、タッチとコントロール性の向上、そして、制動力の安定化を期待できる、対向4ポットのラジアルマウントキャリパーが装備されている
MT-09のスタイリッシュな個性を引き立てるヘッドライト。ウインカーは、オフロードバイクのように、ヘッドライトよりも高い位置に付いているのが印象的
エンジン特性のモード切り替えボタンなどが配されたハンドルスイッチ部。セルスターターはボタンを押すのではなく、下へスライドさせるタイプ。キルスイッチは上へスライドさせる
SPECIFICATIONS
- 全長×全幅×全高
- 2,075×815×1,135mm
- 軸間距離
- 1,440mm
- シート高
- 815mm
- 車両重量
- 188[191]kg
- エンジン型式・排気量
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒・846cm3
- 最高出力
- 81kW(110ps)/9,000rpm
- 最大トルク
- 88N・m(8.9kgf・m)/8,500rpm
- タンク容量
- 14L
- 価格
- 84万9,960円[89万9,640円]
CONTACT
- 問い合わせ先
- ヤマハ発動機カスタマー コミュニケーション センター
- 電話番号
- 0120-090-819
- URL
- https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/
※記事の内容はNo.152(2014年11月22日)発売当時のものになります
インプレッションや足つきなど、より詳しい情報は本誌でチェック!
