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YAMAHA SR400

車両インプレ・解説
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2018年11月2日
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SR400のディテール

時流のマルチリフレクターではなく、あえて“ガラス製”カットレンズを採用し続ける丸目1灯ヘッドライト。大きめのウインカーや2連メーターもクラシカルテイストあふれる装備だ
インジケーター類こそLED化されているものの、液晶デジタル要素が一切ない、アナログに徹したメーターまわりが潔い。トリップメーターは左のダイヤルを回すことでリセットする
クロームメッキがほどこされた鉄製フェンダーを前後に装備。フェンダーの縁部のベンドは昔から職人による手加工によるもの。やはり機械曲げには出せない柔らかさがある
SRといえばやはりティアドロップタンクである。シンプルではあるが非常にSRらしさを感じる部分だ。40周年記念モデルには、グラデーションを活かしたサンバースト塗装がほどこされる
燃料キャップは取り外し式で容量は12ℓと、キャニスターへの蒸散ガス通路を設けながらもほぼ同じ容量を確保。フレーム部のキャップはドライサンプ式を採用するSRのオイル注入口だ
エンジン左側前部のフレームに取り付けられたキャニスター。タンク内で揮発したガソリンを大気解放せず、一度ここでキャッチし、エアクリーナーボックスへと戻す環境対策装備だ
2010年のインジェクション化時も存亡の危機を迎えたSR。今回も見事に復活したが2年後はいよいよABS義務化の波がやってくる。SRもついに前後ディスク化するのだろうか？
音量に関しては規制緩和となったため、触媒仕様の変更などとあわせて内部構造を変更。結果、低音と歯切れのいい音質になり単気筒らしさが増した
後輪のブレーキにはドラム式を採用。2年後のABS義務化においては、油圧ブレーキ化（＝ディスクブレーキ化）が前提となるため、ここもいずれ改変されるポイントだと思われる
前後一体型のシートは、従来どおり厚めのウレタンとともに、新型は明るめのツートーン表皮を採用。シートはボルト固定式でシート下スペースはない。今回、ECUがシート下に移設された
輝く鉄製フェンダーに大きめなウインカー、ツインショック、スポークホイールといった組み合わせが実にクラシカル。後ろ姿でもすぐにSRだとわかるポイントだ
車体左側にはヘルメットホルダーを装備。サイドカバーの中身は、右側がエアクリーナボックスで、左側がフューエルインジェクションに燃料を圧送するポンプになっている

 

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SR400の足つき＆乗車ポジション

ヤマハSR400の足つき状況。試乗インプレッションライダーは172cmの谷田貝 洋暁
身長172㎝／体重68㎏
800㎜を切る低シート高、単気筒のスリムな車体のおかげでカカトまでべったりと着いてなおかつヒザにも余裕ができる。上半身もアップライトなポジションでとてもリラックスできる

 

SPECIFICATIONS※［］はSR400 40th Anniversary Edition

型式
2BL-RH16J
全長×全幅×全高
2,085×750×1,100㎜
軸間距離
1,410㎜
シート高
790㎜
車両重量
175㎏
エンジン型式・排気量
空冷4ストロークOHC 2バルブ 単気筒・399㎤
最高出力
18kW(24㎰)/6,500rpm
最大トルク
28N・m(2.9㎏f・m)/3,000rpm
燃料タンク容量
12ℓ
燃費（WMTC）
29.7km/ℓ
価格
57万2,400円［69万1,200円］（税8％込）

SR400製品ページ

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CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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※記事の内容はNo.199（2018年10月24日）発売当時のものになります

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