自分が自分に引いた話

ある日、机に付属の照明器具のコードが断線して使えなくなったようなので、ネジをはずして机から丸ごと取り除こうと思った。ネジをはずしたところまではよかったのだが、コードがどこかでくっついているのかはずれない。「じゃ、とりあえず…切っちゃえ!」えいっ! と何も考えずにハサミを入れた。…どうなったと思います? その瞬間、手元で「バチポムッ!」と火花がとんだ…はい、正解です。そりゃそうですよね、よく考えればわかることなのに。しかしなぜだろうか…そのときは『照明が使えない=電気は流れてこない』と思ってしまったようで、付属コンセント用のコードが壁にささったまま、なんのためらいもなく万能ハサミで「ジョキッ!」とやってしまった。後でコードの片割れをたどっていったところ、付属コンセントの背面の隠しコンセントにささっていただけであった。冷静に(もしも持ち手部分が金属だったら…?)などと考えると我ながら自分の行動に背筋が寒くなる。刃に開いた丸く小さな穴を見ながら、改めて、「もう少し慎重に行動しよう…」と心に誓ったのであった。しかし…こういうのって、誓っただけでなおるものなのだろうか…少々不安は残る(汗)。

チャンカメ

written by

チャンカメ

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子だが貫禄はまるでナシ。かわいい=へんなものについつい手が伸び、デスク周りは癒やし(?)小物だらけ、少々アク抜きの必要な40代。イラスト担当。愛車は現在Z250。乗るたびに ”最近のバイクはすごいな〜” と可愛さ倍増中☆

このコラムにあなたのコメントをどうぞ

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします