JAIAが輸入電動車普及促進イベントを大阪で開催

2022 JAIA 輸入電動車普及促進イベント

次回はユーザー向けのイベントに展開することを願いたい

日本でも施政方針演説で“2035年までに、乗用車新車販売で電動車100%を実現”が明言されるなど、電動車への流れは加速している。こうした状況を受けて、JAIA(日本自動車輸入組合)は、2021年の4月から“輸入電動車普及促進プロジェクト”を実施していて、昨年の6月に輸入電動車普及促進イベントを、11月には輸入電動車試乗会を東京で開催した。そして、今回、大阪駅に直結するグランフロント大阪北館地下2階にある“ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター”において、JAIAにとって関西エリア初となる展示イベントを開催したのだ。出展したのは、輸入四輪車インポーター9社、輸入二輪車インポーター3社、充電関連事業者8社、整備人材関連1社で、会場には16台の四輪、8台の2輪電動モデルが展示され、参加した各メディアが、車両脇にスタンバっていた説明スタッフにいろいろと取材していたので、かなりの認知向上となったことだろう。これだけの電動車が一堂に集まることはまずないので、かなりのインパクトだったことは間違いない。同じコンテンツを一般ユーザー向けに行なうことができれば、かなりの人が集まるだろうし、さらなる波及効果も期待できるはずだ。今は人が集まるイベントを打つには何かと大変な時期ではあるけれど、できることなら次回からはユーザー向けに開催されることを願いたい。

 

2022 JAIA 輸入電動車普及促進イベント
来賓は、経済産業省、国土交通省、環境省、大阪府、大阪市、ドイツ連邦共和国、フランス、アメリカ、中華人民共和国、大韓民国、イギリスの各領事館、2025年国際博覧会協会、関西電力、日本貿易振興機構からと多岐に渡り、それだけこのイベントへの期待度が高いこともうかがえる
2022 JAIA 輸入電動車普及促進イベント
2022 JAIA 輸入電動車普及促進イベント
2022 JAIA 輸入電動車普及促進イベント
二輪ブランドは、BMWがスクータータイプのCE04を、ガスガス、ハスクバーナ・モーターサイクルズ、KTMがそれぞれMC-E5、EE5、SX-E5というキッズモトクロッサーを、プロトが原付一種のコミューターGOCCIA GEV600を展示した

JAIA(日本自動車輸入組合)とは

日本で自動車の輸入が自由化された1965年に、輸出入取引法に基づく非営利法人として設立された。海外 の自動車メーカーと直接輸入契約を結ぶインポーターによって構成され、輸入車市場の健全な発展のために、諸統計の作成、共同展示事業、技術情報の提供などの 事業を行なっている。

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