排出ガス規制に対応した2023年YZF-R3 ABSが登場！

 

『毎日乗れるスーパーバイク』をコンセプトに生まれたYZF-R3。フルカウルを身にまとうが、比較的アップライトなセパレートハンドルを採用し、ビギナーでも扱いやすく、その気になれば十分ハイペースで走れるポテンシャルを持ち、キャリアを問わず、多くのライダーから支持されるモデルだ。車検なしのYZF-R25も人気は高いが、プラスαの排気量で余裕の走りが楽しめるYZF-R3もオススメの1台である。

 

そんなYZF-R3の2023年モデルが登場する。2022年モデルと違う点は、平成32年排出ガス規制に適合したこと。加えて前後ウインカーがバルブからLEDになったこともポイントだ。さらに別売アクセサリーに、クラッチレバーを握ることなくシフトアップができるクイックシフターが新たに設定されたことも見逃せいない。ちなみに停車時や発進時、シフトダウン時にはクラッチレバーを握る必要がある。

 

カラーリングはすべて新色で、ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリック12、ダークブルーイッシュパープルメタリック3の3色。価格は72万6,000円で、5月10日からの発売になる。

YZF-R3 ABS主要諸元

モデル名

YZF-R3

型式

8BL-RH21J

全長×全幅×全高

2,090×730×1,140（㎜）

軸間距離

1,380㎜

シート高

780㎜

車両重量

169㎏

燃費消費率*1（WMTCモード値［クラス］*2）

25.4㎞/ℓ［クラス3、サブクラス3-2］1名乗車時

原動機種類

水冷4ストロークDOHC4バルブ

気筒数配列

並列2気筒

総排気量

320㎤

最高出力

31kW（42ps）/10,750rpm

最大トルク

30N･m（3.1㎏f･m）/9,000rpm

変速機形式

常時噛合式6段リターン

燃料供給装置形式

フューエルインジェクションシステム

燃料タンク容量

14ℓ

タイヤサイズ（フロント・リヤ）

F＝110/70R17M/C（54H）・R＝140/70R17M/C（66H）

乗車定員

2名

※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞など）や運転方法、車両状態（装備、仕様）や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます