真夏の祭典で、通称『8耐』として日本人ライダーになじみのある2024FIM世界耐久選手権”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会が、三重県にある鈴鹿サーキットにて開催される。今年は通常よりも少し早い、7月19日(金)〜21日(日)という日程だ。
スズキは3月に開催された東京モーターサイクルショーで、サステナブル燃料をはじめ、タイヤやエンジンオイルなどにサステナブルアイテムを採用し、実験的クラスとして設定される『エクスペリメンタルクラス』にスズキ社内で選抜したメンバーを中心に構成されたチーム『チームスズキCNチャレンジ』で8耐に参戦すると発表。そこで得られる貴重なデータを検証することで、より高い目標を見出して製品への技術フィードバックを推進しいくとコメントしていた。その時点でライダーは発表されていなかったが、ついに明らかになった。
現・ヨシムラSERT Motulのライダーで、4月18日〜21日に行なわれたル・マン24時間耐久レースの優勝に貢献したエティエンヌ・マッソン選手、 2017年に『SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM』で 8耐への参戦経験がある濱原颯道選手、⻑年『GSX-R』でのレース経験があり、自身のチームを率いて8耐などに参戦してきた生形秀之選手の3名体制だ。テストも順調に進んでいるようで、決勝での活躍に期待が寄せられる。
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