バイク用語辞典

『カタログスペック』に関する『は行』の用語

  • 排気量

    エンジンが一度に吸い込める混合気の体積のこと。単位として用いられるccとはCubic Centimeterの略で㎤と同じ。

  • バネ下重量

    サスペンションより下のパーツの総重量。具体的にはタイヤ、ホイール、ブレーキまわりなどをすべて含む重量。ハンドリングに影響するので軽量であるほうが望ましいとされている。

  • 馬力

    エンジンの出力性能を表す言葉。トルクと混同しやすいが、トルクは軸が回る力、馬力はトルクが成しとげる仕事量(仕事率)となる。kW(㎰)で表記され、スペック上では最高出力として表される。

  • パワーウエイトレシオ

    車重÷出力で求められる数値で、1馬力あたりどれだけの重さを負担しているかを表す。この数値が小さいほど軽量、ハイパワーなハイパフォーマンスマシンということになる。

  • φ

    直径を表す記号で“ファイ”と読む。フロントフォークのインナーチューブ外径やブレーキローターのサイズ表示でφ41㎜やφ320㎜というように使われる。

  • ボア×ストローク

    ボアはシリンダーの内径寸法を、ストロークはピストンが上下に動く距離を表したもの。ボア寸法がストロークより大きいものは高回転型、逆にロングストロークのものは低回転型と、エンジンの性格を大きく左右する。

  • ホイールベース

    フロントホイールの中心点からリヤホイールの中心点までの距離のこと。長いと安定感が増すが、曲がりづらくなる傾向にある。アメリカン系はゆったり走ることを楽しむため長めに、すばやい動きが要求されるスーパースポーツ系は短めにと、それぞれの特性に合わせて設定されている。軸間距離とも呼ばれる。