バイク用語辞典

  • 倒立(フォーク)

    通常はフロントフォークのアウターチューブが下になり、その中をインナーチューブが出たり入ったりしてショックを吸収するが、その上下が逆になったもの。剛性が高く、スーパースポーツモデルや一部のオフロードモデルに採用される。

  • トップケース

    車体後部のキャリアに設置するケースのこと。

  • トライアル

    段差や起伏のあるコース内で足を着かず、止まらずに走破できるかを競うレース。スリムで軽量な専用マシンを使用する。

  • トラクション

    駆動力。タイヤが地面を蹴って車体を前に進ませようとする力。速く走るためにはつねに安定したトラクションが必要。

  • トラクションコントロール(トラコン)

    前後輪の車速センサーが、アクセルの開け過ぎなどで起こる後輪の空転を感知すると、自動的にエンジンの出力を制御を行なって空転を抑え、スリップダウンなどによる転倒を防ぐ安全装置。

  • トラスフレーム(トレリスフレーム)

    橋などにも見られる、部材で両端を三角形につないだ構造のフレームのこと。軽量ながら耐久性も高いといわれており、VTRなどに採用されている。

  • トラッカー

    路面が土の周回路(トラック)でリヤタイヤをすべらせながら走るダートトラックレーサーのスタイルを模したジャンル。ホンダのFTRやスズキのグラストラッカーなどがこれにあたる。

  • トランスポーター(トランポ)

    バイク用語ではバイクを載せて走ることができるクルマのこと。一般的には荷物を運ぶ輸送車のことをいう。

  • トリップ(メーター)

    走行距離を表示するメーター。リセットできるので任意に走行距離を計測できる。

  • 取りまわし

    駐輪時や狭いところを移動する際、エンジンを切った状態でバイクを押して歩くこと。それら押し歩き作業全般を“取りまわし”という。バイク雑誌などでは“取りまわし性”と称してバイクを評価するポイントの一つにすることがあり、たとえば、軽くて細身の車両であれば「取りまわし性がよい」などと表現する。

  • トルク

    クランクシャフトを中心に1m先に付けたおもりを何kgまで動かせるかということ。実際には、エンジンの力強さを表す言葉として「厚みのあるトルクが…」とか「トルクフルなエンジン性能」などと表現される。また、ネジを締め付ける力にもトルクという言葉が使われ、ネジの太さや材質によって規定値が異なる。エンジンオーバーホールなどの重整備には締め付けトルクを測定することができるトルクレンチが必要不可欠。

  • トレッド

    タイヤの路面と接する部分のこと。刻まれた溝のデザインをトレッドパターンという。

  • トレール

    “trail”とは「踏みわけ道」、あるいは「道」そのものを意味する単語。“trail bike(トレールバイク)”となると「悪路用のバイク」を指し、険しい山道などにも分け入ることが可能なオフロードバイクのカテゴリーを示している。

  • ドラッグ

    drag=引っぱる。ドラッグレースといえば、クルマ・バイクの加速競争のこと。停止状態から402.33m(1/4マイル)先のゴールまで、どちらが先にたどり着くかを2台で競い合う。よく試乗記事で「ドラッグ風の〜」とあるが、これは加速性能(の凄まじさ)や低く構えたポジションに対して用いられる表現。

  • ドラムブレーキ

    ホイールと一体になって回転しているブレーキドラムの中に、回転しない摩擦材を貼り付けたブレーキシューと呼ばれるものがあり、ブレーキをにぎるとそのシューが広がってドラムを内側から押し回転を制動する。

  • ドレンボルト

    drain=排水する、bolt=ネジ。油類などの液体を排出するための栓。バイク用語としては「エンジンオイルのドレンボルト」などと表現されることが多い。