20年、ふた昔

20年、ふた昔

大学時代の友人の結婚式に招待された。めでたい、めでたいと喜んでいたら、今度は別の友人からも報告と招待状が届いた。朗報は続くというけど、夏までになんと5回もの式に出ることになった! 身内でも兄の結婚が決まり、ボクの周りではちょっとした結婚ラッシュになっている。まだ先のこと思いながらも、「もうそんな歳なんだよなぁ」と時間の流れを感じるのだ。

 

ある式の2次会では新郎・新婦の生い立ちを紹介するスライドショーを披露するというので、友人と学生時代の写真をあさっていると笑ってしまうようなモノがたくさん出てきた。10年近くも前に撮ったモノでぱっと見ただけでは今の姿とすぐに重ならないような人や、よくこんなことしてたなと思うような姿が写っていたり、まさに“若気の至り”爆発といった感じだ。そんな写真を眺めてニヤケながら、「若い」とか「あのころは」なんて言葉を口にしてしまうと、いかにも月日が経ったなと思ってしまう。

 

他にも、しばらく連絡を取らずにいた友人にまた連絡を取ったときなんかも当てはまる。コンタクトを取ろうとするはじめの一歩がちょっとひっかかるけど、ひとたびメールなり電話なりを始めてしまえばまた以前のような気の置けない関係に戻る。そして決まって切り出されるのが「いま何やってんの?」である。ブランクが長くなると近況報告にしてもお互いまったく知らない時間を過ごしたため、結婚や出産なんてキーワードを聞くたびにしみじみ感じてしまうのだ。

 

ボクが小学生のときにその小学校は100周年を迎えた。式典が催され、定番だけど夢や将来の自分に宛てた作文をタイムカプセルに入れて埋めたのを覚えている(どんなことを書いたかは忘れてしまった)。20年後に開けると言われ、はるか未来に感じていた“20年後”も数えてみれば今年がその年なのだ! 秋にはそのセレモニーも行なわれるようで、しばらくぶりに会う同級生たちとはどんな言葉を交わすだろうか。やっぱり始まりは「いま何やってんの?」なんだろうなぁ。

20年、ふた昔

KJのプロフィール

考えるよりも行動する方が好きな、いわゆる体育会系脳ミソの持ち主。先輩スタッフの破天荒ぶりを脅威と感じながらも、下克上を虎視眈々と狙っている。最近は、仕事と称していろんなバイクに乗っては、「このバイクいいっすね」を口癖に、次の購入ターゲットを思案中。〆切り前はあたふたしていることが多く、布団で眠ることを至上の歓びとしながら、今日もパソコンの前で夢の世界へ旅立つ。

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