ものもらい都市伝説

今、ボクの左目はぷっくりとふくれている。原因は“ものもらい”。ちょっと不摂生な生活が続いてコンタクトレンズを付けっぱなしにしてしまい、「目がゴロゴロする」と思ってすぐに捨てたんだけど、遅かった。。。朝起きて視界が半分くもりがかってるような感じがして鏡を見てみると、案の定、寝ぼけた顔の左目は半分しか開かず、まぶたは赤く変色していた。まるで“お岩さん”である。とりあえず薬局に行って目薬を買ったけど収まるにはまだまだ時間がかかりそう。

 

早く治る方法を探そうとものもらいについて調べてみると、知らなかったことや誤って覚えていたことがけっこう出てきておもしろかったのでここで紹介してみたい。まずは呼び名。こういう古くからありそうな固有名詞はやっぱり地域によっていろんな名前で呼ばれているようだ。東日本中心は「ものもらい」が一般的でこれを共通語だとすると、関西方面では「めばちこ」、同じ近畿エリアでも京都・滋賀では「めいぼ」、北陸や九州の一部では「めもらい」など、どことなく連想させるものから、北海道で圧倒的に多い「めっぱ」、宮城の「ばか」、熊本では「おひめさん」なんてのもある。

 

調べていて一番ビックリしたのが”ものもらいは実は伝染しない”らしいとのこと。”流行り目”などのウイルス性ではなく、今回みたいに目にキズなどが付きそこにそこに菌が入り込み炎症を起こしてしまうためで、この菌も普段から身の周りにある菌なので、人から人へ感染することがないのだとか。もちろん「誰かから何か(食べ物)をもらって食べると治る」なんていうのも聞いたことがあるけど、これにも根拠がないそう。点眼などをして地道に回復を待つしかないんだね。わが身に降りかかったことで勉強になりました。みなさんもお気をつけて。

KJ

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KJ

考えるよりも行動する方が好きな、いわゆる体育会系脳ミソの持ち主。先輩スタッフの破天荒ぶりを脅威と感じながらも、下克上を虎視眈々と狙っている。最近は、仕事と称していろんなバイクに乗っては、「このバイクいいっすね」を口癖に、次の購入ターゲットを思案中。〆切り前はあたふたしていることが多く、布団で眠ることを至上の歓びとしながら、今日もパソコンの前で夢の世界へ旅立つ。

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