柿ピー考

キャンプミーティングのときに、ツマミとして用意した「乾きモノ」がいろいろ余りまして。今ボクは、「柿ピー」を食べながらこのコラムを書いています。いやー、ウマイですね柿ピー。止まりません。編集部で買ったのは、なんと900gもの柿ピーが詰まった大容量パックなのですが、さっきから「一定量ゲットして机に戻ってくる→食べながら仕事をする→柿ピーがなくなったので補充してくる→食べながら仕事をする」…という、無限ループにハマりこんでおります。なんなんだこの麻薬的なお菓子は…。

 

そういえば近年、柿ピーは海外進出もはたしているらしいですよね。柿ピーを食べているときの「止まらない状態」というのは海外の人も同じようで、いろいろな国で大人気となっているのだとか。おぉ、まさか柿ピーが世界的に認められるとは…! うれしいような気もするし、「知られてしまったか!」という気もするし(笑)。まぁともかく、あの「止まらない感」というのは世界共通のようですね。

 

近年、せんべいなどの米菓は「グルテンフリー」という観点からも注目されているそうです。なんだか近年、控えろ控えろと言われてますよねグルテン。「そんなこと言ったら香川県民はどうすりゃいいんだよ!」と思いますが、ともかく、なんだか海外じゃけっこう気にする人が多いようです。しかし、せんべいの原材料はお米ですから。確かにお米にグルテンは含まれていないそうですし、そんな観点からも支持されているとのこと。うーむ、知らない間に時代の波がやって来ているわけですね、柿ピーには…。

 

しかしボクが思うに、柿ピーの最大の利点というのは「手があまり汚れない」ということではないかと。たとえば、ポテチを食べながらパソコンやスマホを触りたくはありませんよね。どうしても指先が汚れますから。現代社会において、お菓子を食べるシーンにはパソコンやスマホがセットになることが多いですよね。そんなとき、一般的なスナック菓子じゃあ手が汚れる。「なんかこう、もっと気軽に食えるスナックはないのものか…」と思ったときに、柿の種というのはかなり優秀です。もちろん汗ばんだ手で握りしめていたりすれば手が汚れますが、ザザッと手の平に取って口の中に放り込んだりするような食べ方をしていれば、指先が汚れることもありません。実際に、このコラムは柿ピーを食べながら書いていますからね(笑)。

 

「風が吹けば桶屋がもうかる」じゃないですけど、これはまさに「社会にIT環境が普及していけば、柿ピーが売れる」という状態ではないでしょうか(笑)。うーむ、そう考えると、柿ピー以外にも潜在能力を秘めているモノが日本社会の中に潜んでいるのでは…という気がしてしまいます。うまく予測できれば、ひと山当てられるんじゃないかなぁ~、なんてね。

マンボサイトー

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マンボサイトー

「マンボ」というニックネームはマンボウ似であることから名付けられ、当初はかなり嫌がっていたものの、最近ではそれほど気にならなくなってきた。ビッグバイクよりも中小排気量 の方が好き、人気車種よりもマイナー車の方が好き、というあまのじゃくな性格の持ち主でもある。

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