読書の秋♪

最近タンスタ読み応えあるな~と感心しながらのん気に「読者」している裏方の私。今月発売号もただいま下版終了間近、出来上がりが楽しみである。年齢からか兄弟誌「風まかせ」も興味のあるところで、こちらも出来上がるとさっそく「読者」に変身。仕事の空いた時間にちょくちょく見る、というスタイルなので、毎回全部を読破というわけにはいかないが、喜怒哀楽という4人のおじさま方が1ページずつ書いている短い話は本のはじめのほうに載っているので割といつも読めて、長さもちょうどいい。時には感心する内容だったり、自分とは違うなと思ったり、共感することもあったり、と色々な感情を動かされるからおもしろい。その中で最近自分のアンテナに強く反応したのが中部さんの書かれた「哀」である。中部さん、と言ってもお会いしたこともなく、実際どんな方なのかはわからないが、文からはどことなく中性的で女の私が読んでもスッと受け入れやすい表現、それでいてときどきストレートな洞察力が魅力的である(って、中部さんの作品を全部見たわけではなく勝手な個人的感想ですが…汗)。その中部さんが今回人の死を受け止める自身についての時の流れによる変化を自らの表現でされていたことが、ずっと自分の中でくすぶっていたものに少しひっかかってくれた。自分でも時々わからなくなるようなことが、たまにこうして解決に向かって進むことがあるから読書っていいなと思う。…あまり読書しないから余計にそう思うのかもね(苦笑)

チャンカメ

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チャンカメ

タンスタ創刊号の〆切間際に入社した古株女子だが貫禄はまるでナシ。かわいい=へんなものについつい手が伸び、デスク周りは癒やし(?)小物だらけ、少々アク抜きの必要な40代。イラスト担当。愛車は現在Z250。乗るたびに ”最近のバイクはすごいな〜” と可愛さ倍増中☆

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