バイクに乗り始めると、最初に悩む大きな買い物のひとつがヘルメットです。見た目、価格、重さ、かぶり心地、安全性…。選ぶポイントが多すぎて「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。
そんなビギナーにも注目してほしい新型フルフェイスヘルメットが、SHOEIの「Z-9」です。
Z-9は軽量・コンパクトをコンセプトに人気を集めてきたZシリーズの流れを受け継ぎながら、快適性や利便性をさらに高めた新世代モデル。スポーツ走行だけでなく、街乗りやツーリングまで幅広いシーンに対応する“使いやすいフルフェイス”として登場します。その特徴を解説していきます。
世界のライダーに選ばれる日本発プレミアムヘルメット

SHOEIは1959年に日本・東京で歴史をスタートしたヘルメットブランドです。公式の沿革によると、1959年に昭栄化工株式会社を設立し、一般用ヘルメットの生産を開始。1960年には二輪用ヘルメットの生産に着手し、1963年には最初のレース用ヘルメット「SR-1」を開発しています。現在では、SHOEIはプレミアムヘルメットを代表するブランドとして、世界中のライダーに愛用されています。
ビギナーにとってSHOEIの魅力は、単に“高級ブランド”というだけではありません。かぶったときのフィット感、風切り音への配慮、ベンチレーション、内装の快適性、シールドの操作性など、走っているときに感じる小さなストレスを減らす作り込みが特徴です。
初めてのヘルメット選びでは、デザインや価格に目が行きがちですが、長時間かぶったときの疲れにくさや安心感も大切なポイント。そうした意味でSHOEIは、「最初からちゃんとしたものを選びたい」というビギナーにとって有力な選択肢になります。
軽さ・涼しさ・静けさ。走る時間をもっと快適に!

Z-9は従来のZシリーズが持っていた軽量・コンパクトなコンセプトを受け継ぎながら、デザイン、空力、ベンチレーション、シールド、内装、インカム対応まで幅広く進化したモデルです。
まず注目したいのは、シェルデザインです。Zシリーズの象徴でもあった左右のアッパーエアインテークは、Z-9ではセンターに集中配置。SHOEIロゴと一体化したアッパーエアインテークが採用され、シンプルながら存在感のあるデザインになっています。
走行中の快適性に関わる空力性能も進化。Z-9は従来モデルと比較して、ヘルメットが上に浮き上がろうとするLiftを約13%、前方から押し付けられるDragを約3%低減しています。いずれもSHOEIの自社大型風洞実験設備での参考値です。

ビギナーにとってとくにうれしいのが、ベンチレーション性能の向上。アッパーエアインテークの流入量は、従来モデルのフロントエアインテークとアッパーエアインテーク合計の流入量と比べて約1.9倍に向上。ロアエアインテークも、従来モデル比で約1.4倍の流入量を実現しています。暑い季節の街乗りやツーリングでは、ヘルメット内のムレを抑えやすいのは大きなメリットです。

シールドはZ-8と同様にCWR-F2シールドを採用。シールドロックボタンは大型化され、厚手のグローブでも操作しやすくなっています。また、シールド微開ポジションも装備されており、曇りが気になる低速走行時にヘルメット内を換気しやすい設計です。静音性にも配慮されています。CWR-F2シールドに備わるボーテックスジェネレーターにより、耳元付近の走行風の乱れを抑え、風切り音を低減。耳元にはイヤーパッドも装備され、走行中のノイズを抑えることで集中しやすく、疲れにくいライディングをサポートします。

内装は、吸水速乾性生地や柔らかな起毛生地を使い分けたハイブリッド仕様。チークパッドは首回りを包み込むようにフィットし、被り口からの風の侵入も抑える設計です。さらに、Z-9はマイク装着用スペースを備え、別売りのSHOEI COMLINKアダプターを使用することで、対象のコミュニケーションシステムをスマートに装着できます。

万一の事故に備えたE.Q.R.S.(エマージェンシークイックリリースシステム)も装備。救護時にチークパッドを外しやすくすることで、第三者がヘルメットを脱がせる際の負担を軽減する仕組みです。ビギナー目線でまとめると、Z-9は「軽くて、涼しくて、静かで、扱いやすい」ことを重視したフルフェイス。初めて本格的なヘルメットを選ぶ人にも、ツーリングを快適に楽しみたい人にも注目のモデルです。
まとめ|Z-9はこれから走り出す人にも頼れるフルフェイスヘルメット

SHOEIの新型フルフェイスヘルメット「Z-9」は、Zシリーズらしい軽量・コンパクトなコンセプトを受け継ぎながら、空力、ベンチレーション、静音性、シールド操作性、内装、インカム対応、安全装備まで幅広く進化したモデルです。
とくにビギナーにとっては、扱いやすさと快適性の高さが大きな魅力。ヘルメット内がムレにくい、グローブでも操作しやすい、風切り音を抑えやすい、インカムをスマートに付けやすいといったポイントは、実際に走り始めてからありがたさを感じやすい部分です。
価格は7万1,500円と決して安くはありませんが、SHOEI Personal Fitting Serviceのサイズ診断/内装調整サービスを含む設定となっている点も見逃せません。初めてのヘルメット選びで「サイズが合うか不安」という人にとって、フィッティングを重視できるのは安心材料です。
これからバイクライフを始める人、Z-8からの買い替えを考えている人、ツーリングをもっと快適に楽しみたい人にとって、Z-9は注目しておきたい新型ヘルメットです。
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- SHOEI
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