1947年、イタリアで創業した Lambretta(ランブレッタ)。
庶民の足として街を支えながらも、流麗なスタイルとスポーティな走りで人々を魅了し、世界中に熱心なファンを生み出してきたスクーターブランドである。
2016年のブランド復活以降、ランブレッタは1970年代最後の記憶を現代に呼び戻した「Vシリーズ」を皮切りに「Xシリーズ」「Gシリーズ」とラインアップを拡大。
日本市場でも、その美しいデザインとモノコックボディならではの高剛性、安心感のある走り、そして高い品質が評価され、着実にファンを増やしてきた。
そんなランブレッタが2026年、満を持して投入するのが「Jシリーズ」である。
Jシリーズとは何か──ランブレッタへの入り口
Jシリーズは、1964年にデビューしたかつての「J」、通称Junior(ジュニア)を現代に蘇らせたモデルである。当時のJは1964年から1969年まで生産され、100㏄と125㏄の2種類のエンジンをラインアップ。ランブレッタ・ワールドへの入り口として、多くのライダーに親しまれてきた。
スクーターとしては比較的大柄なモデルが多かったランブレッタの中で、Jはコンパクトな車体にランブレッタらしさを凝縮した存在だった。その完成度の高さは評価が高く、当時約2万台が販売されたベストセラーモデルでもある。
1964年当時、100㏄モデルは「J Cento」、125㏄モデルは「J Starstream」というペットネームで親しまれていた。復活したJシリーズには、新たに「Starwave(スターウェイブ)」という愛称が与えられている。
1964年の記憶をいまの技術で再構築
新生Jシリーズは、デザインアイコンはもちろん、1964年当時のJに範をとった造形を随所に取り入れている。車体を構成するすべてのラインが、往年のJを想起させるよう丁寧に作り込まれている点が特徴だ。
・台形で長く伸びるサイドパネル
・六角形のヘッドライト
・前後に長くスリムなシート
これらはまさにランブレッタのDNAそのもの。ファミリーの末弟にあたるJであっても、「一目でランブレッタとわかる」存在感をしっかりと放っている。
メタルボディが生むオーセンティックな走り
Jシリーズは、ランブレッタ伝統のメタルモノコックボディを採用。さらに、リーディングアーム式ダブルフロントショックを組み合わせることで、オーセンティックなランブレッタらしいハンドリングを実現している。
エンジンは最新の水冷4サイクル4バルブを採用し、排気量は125㏄と200㏄の2タイプを用意。Xシリーズ・Gシリーズで一気に進化を遂げた現代ランブレッタの技術が、Jシリーズにも惜しみなく投入されている。
価格と導入時期──「世界でもっとも手に入れやすいJ」を目指して
Jシリーズの欧州希望小売価格は€4,500〜。しかし、現在の為替レートでは約81万円相当となり、日本市場では「入門モデル」とは言いがたい価格帯となってしまう。
そこで輸入元のモータリストではランブレッタ社と協議を重ね、日本市場向けに特別価格 66万円を設定。世界でもっとも手に入れやすいJシリーズを実現するための価格であり、先行予約分については為替動向にかかわらず価格保証されるとのこと。
ボディカラーは「ライトブルー」「ホワイト」「イエロー」「ブラック」「グリーン」「グレー」のソリッド。それに加え「ホワイト/レッド」「グレー/イエロー」のツートーンカラー(+5万5,000円)も設定され、ランブレッタらしく街を美しく彩る。
生産は3月後半から開始予定。
日本での市場導入(発売)は4月後半〜5月を予定しており、現在、全国のランブレッタ正規販売店にて先行予約を受付中だ。
まとめ|Jシリーズは「次のランブレッタ世代」への招待状
Jシリーズは、ランブレッタが本来持っていた「庶民的でありながら美しい」という原点に立ち返ったモデルである。若い世代にランブレッタの世界への扉を開き、そこから先のシリーズへと誘う…。そんな強い想いが、このJシリーズには込められている。
街に映えるスクーターを探しているなら、Jシリーズは間違いなく注目すべき存在だ。
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