YZ450FXが主役! 2027年ヤマハ・クロスカントリーYZ-Xシリーズを一気見

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ヤマハのクロスカントリー競技用YZシリーズに、2027年モデルが登場した。ラインナップは、4ストロークのYZ450FX/YZ250FX、2ストロークのYZ250X/YZ125Xの4機種。いずれも鮮やかなレーシングブルーをベースに、疾走感のあるグラフィックを組み合わせたYZファミリーらしいカラーリングを採用している。

なかでも注目は、2026年モデルのYZ450Fをベースに、クロスカントリー専用モデルとして各部を最適化したYZ450FXだ。扱いやすさと高出力、快適性と剛性という相反する要素を高い次元でバランスさせ、長時間のハードライディングにも対応する懐の深いモデルへと仕上げられている。

なお、YZシリーズ各モデルは競技専用モデルのため、ナンバープレートの取得はできず、公道走行ができない点には注意したい。

 

YZ450FX|荒れた路面でこそ光る扱いやすい450へ進化

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YZ450FX:SPEC.●全長×全幅×全高:2,170×825×1,265(㎜)●軸間距離:1,470㎜●シート高:955㎜●車両重量:113㎏●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・449㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:7.8L●タイヤサイズ:F=80/100-21・R=120/90-18●価格:126万5,000円

 

2027年モデルのYZ450FXは、モトクロッサーYZ450Fゆずりの高いポテンシャルを持ちながら、エンデューロ/クロスカントリーで多用する低中速域での扱いやすさを重視して各部を専用セッティングしている。

エンジンは449㏄の水冷4ストロークDOHC単気筒。カムシャフトの作用角やACMローターの変更により、操作性を高めるとともにエンストの発生を低減している。低回転域から中回転域を多用するクロスカントリーでは、ピークパワーの高さだけでなく、スロットルを開けやすい出力特性が重要になる。2027年モデルでは低回転時のトルク変動を抑え、粘り強さを高めることで、極低速走行時の安心感も向上させた。

クラッチには油圧式を採用。連続走行でもミートポイントが変化しにくく、レース中の調整が不要となることでライダーの負担を軽減する。さらにクラッチスプリングやスプリングセットの高さを変更し、レバー操作荷重をYZ450F比で15%低減。長時間走行時の疲労軽減にも貢献している。

車体面では、エンジン懸架ブラケットをチューニング。YZ450Fゆずりのフレームをベースとしながら、低中速域でのコンフォート性を高めるため、フロント側・リヤ側ともに仕様を見直している。これにより、ウッズライディングなどで求められるしなやかさと接地感を引き出しやすくしている。

前後サスペンションは日本専用セッティングを採用。初期から中間域での作動性を高め、低中速域での快適性と高速域での安定性を両立している。ブレーキングからコーナリングへの倒し込みの軽快感、加速時のトラクション性も向上し、ねらったラインに乗せやすい車体特性となっている。

リヤブレーキは軽量化とコントロール性を両立。キャリパー形状やピストン径、ブレーキディスク径、ブレーキホース材質などを見直し、操作性を高めている。加えて、リヤブレーキペダルは先端のみ交換可能な構造とし、メンテナンス性も向上した。

標準装着タイヤは、2026年モデルのDUNLOP MX33からDUNLOP AT82へ変更。踏破性を高めるとともに、前後で600gの軽量化も実現している。荒れた路面でのトラクション性能を重視するクロスカントリーモデルらしい変更点だ。

 

YZ250FX・YZ250X・YZ125X|排気量もキャラクターも選べるYZクロスカントリーファミリー

2027年モデルのクロスカントリー競技用YZシリーズは、YZ450FXのほかにYZ250FX、YZ250X、YZ125Xがラインナップされる。

2027_YZ250FX
YZ250FX:SPEC.●全長×全幅×全高:2,170×825×1,265(㎜)●軸間距離:1,470㎜●シート高:955㎜●車両重量:111㎏●エンジン種類・排気量:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:7.8L●タイヤサイズ:F=80/100-21・R=110/100-18●価格:100万6,500円

 

YZ250FXは4ストローク250㏄クラスのクロスカントリーモデル。450㏄クラスほどの圧倒的なパワーではなく、扱いやすさと軽快さを重視したいライダーに向く存在だ。長時間の走行やテクニカルなセクションで、体力を温存しながら攻めたい人にとって、有力な選択肢となる。

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YZ250X:SPEC.●全長×全幅×全高:2,185×825×1,285(㎜)●軸間距離:1,480㎜●シート高:975㎜●車両重量:104㎏●エンジン種類・排気量:水冷2ストローク単気筒・249㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:7.0L●タイヤサイズ:F=80/100-21・R=110/100-18●価格:81万9,500円

 

YZ250Xは2ストローク250㏄のクロスカントリーモデル。軽量な車体と2ストロークらしいレスポンスが魅力で、ウッズやアップダウンの多いコースでマシンを積極的に操りたいライダーに合う。力強さと軽さのバランスを求める人に注目したい一台だ。

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YZ125X:SPEC.●全長×全幅×全高:2,155×825×1,285(㎜)●軸間距離:1,450㎜●シート高:970㎜●車両重量:97㎏●エンジン種類・排気量:水冷2ストローク単気筒・249㎤●最高出力:ーkW(ーps)/ーrpm●最大トルク:ーN・m(ーkgf・m)/ーrpm●燃料タンク容量:7.0L●タイヤサイズ:F=80/100-21・R=110/100-18●価格:77万円

 

YZ125Xは2ストローク125㏄モデル。シリーズのなかでも軽快感が際立つ存在で、マシンコントロールを磨きたいライダーや、扱いきれるパワーで走りを組み立てたい人に適している。小排気量ならではの軽さを活かし、ライン取りやアクセルワークを楽しめるモデルだ。

 

まとめ|勝つためだけでなく走り切るための進化

2027年モデルのクロスカントリー競技用YZシリーズは、レースでの速さだけでなく、長時間走り続けるための扱いやすさにも目を向けたラインナップとなっている。

とくにYZ450FXは、YZ450Fをベースにしながら、エンジン、クラッチ、車体剛性、サスペンション、ブレーキ、タイヤまでクロスカントリー向けに最適化された一台だ。450㏄クラスの力強さを備えつつ、低中速域でのコントロール性や疲労軽減にも配慮されている点が大きな魅力といえる。

一方で、YZ250FX、YZ250X、YZ125Xも、それぞれ排気量やエンジン形式の違いによってキャラクターが分かれている。パワーを求めるか、軽快さを重視するか、2ストロークらしい操る楽しさを選ぶか。2027年モデルのYZクロスカントリーシリーズは、ライダーのスタイルに合わせて選べる競技専用ファミリーとして、さらに存在感を高めている。

発売日はYZ250FX/YZ250X/YZ125Xが9月25日、YZ450FXが10月23日。11月29日までの期間限定で予約の受け付けを行なうが、予約が生産計画を上回る場合は予約受付期間終了を待たずに受付を終了する場合があるので、エンデューロやクロスカントリーをYZ-Xシリーズで楽しみたいと思う人は早めにチェックしてほしい。

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ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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