CB400SF HYPER VTEC Revo まとめ。07~12年のカラバリも大集合!!

1992年に初代CB400SFが登場したのち、1999年にHYPER VTECを採用し2代目にモデルチェンジ。そして、2007年12月25日にさらなる進化を遂げたHYPER VTEC Revoを搭載し、3代目へとモデルチェンジをはたしたCB400SF。 新設計のエンジンは、エンジン単体で従来モデルよりも約2kgの軽量化を達成。2006年モデルまでのHYPER VTECⅢでは、ギヤポジションとエンジン回転数だけを判断基準に作動バルブ数が切り替えられていたのだが、HYPER VTEC Revoではスロットル開度の検知機能が新たに追加された。 HYPER VTECⅢの場合には、1速から5速は6,300rpm、6速は6,750rpmと、決められた回転数に達するとアクセル開度に関係なく、2バルブ作動から4バルブ作動へと切り替わっていた。 しかし、HYPER VTEC Revoでは、1速から5速の間ではスロットル開度が少ない場合には6,300rpmを超えても6,750rpmまでは2バルブ作動が可能となっている。さらに、加速時などアクセル開度が大きい場合には、瞬時に4バルブ作動に切り替わるように。なお、6速に関してはスロットル開度にかかわらず6,750rpmを超えた時点で4バルブ作動となる。

また、従来までのキャブレターからフューエルインジェクションへと、燃料供給方式が変更されることで、レスポンスや始動性の向上をはたすなど、その扱いやすさに磨きをかけている。 その他、フレームやスイングアームの剛性バランスの見直し、サイレンサーの大容量化などの変更が加えられるとともに、400ccクラスとしては初となるコンバインドABS搭載モデルが新たに追加された。 なお、2014年3月には第3世代モデルとしては初となるモデルチェンジを受けた。しかし、変更点はポジションの見直しやデザインの小変更にとどまっており、その完成度の高さがうかがえる。

 

足つき性はどうなの?

755mmに抑えられたシート高に加え、並列4気筒エンジンを採用していながらもスリムな車体のおかげで、足つき性は良好だ。一般的な体格の成人男性(モデルは身長172cm・体重68kg)であれば両足ベタ着きのうえ、ヒザに余裕ができる。

 

COLOR VARIATION

高い完成度を誇るCB400SFは、かなりの頻度でカラーチェンジが行なわれている。そこで、2007年から2012年までのCB400SFのカラーリングの変遷を、特別カラーなども含めてまとめてみた。2012年にCB400シリーズ20周年記念カラーが発売されたのちは、2014年にモデルチェンジを受けることとなる。

2007年モデル

2007年モデルのCB400SFでは、カラーオーダープランが用意されていて、ホイールの色と車体色の組み合わせが選べ、合計12色のカラーラインナップが揃えられていた。

 

2008年 CB400SF スペシャルエディション

2008年12月19日に登場したCB400SF スペシャルエディション。ブラックをベースに、ゴールド&シルバーのピンストライプが組み合わされている。エンジンはグレーメタリック仕上げとすることで、車体色が際立つ印象だ。ホイールにもシルバーのピンストライプがあしらわれている。

 

2008年12月には新色のホワイトが登場

2008年12月19日には、新色となるホワイトが追加され、ツートーンカラーのレッド・ブルーと、ホワイト・ブルー・ブラックの計5色での展開に。

 

2010年モデル

ツートーンカラーに新色となるパールサンビームホワイトが登場。また、ツートーンカラーのレッドはグラフィックに小変更を受けた。ソリッドカラーはブルーとブラックの2色がラインナップされ、合計4色での展開となった。

 

2010年3月には限定カラーが登場

2010年3月15日には、ブラック×レッドを採用したCB400SF 限定カラーモデルが登場。ブレーキキャリパーやリヤショックなど、各部をブラックアウトすることでレッドカラーが引き立たせられている。

 

2011年モデル

2011年2月4日に販売が開始された2011年モデルでは、ソリッドカラーにゴールドの前後ショック・前後キャリパー・リヤショックのリザーバータンクなどを新採用している。ツートーンカラーでは、同じくゴールドの前後キャリパー・リヤショックのリザーバータンクを採用しつつ、カラーリングに合わせてリヤショックのスプリングの色が変更されている。 また、ホワイト基調にレッドとブルーのストライプを配したトリコロールカラーを採用するスペシャルエディションも台数限定でラインナップされていた。レッドのフレームと、タンク部の立体エンブレムが特徴だった。

 

2012年モデル

ソリッドカラーは2011年モデルからの継続としつつ、ツートーンカラーは前後ホイールのカラーを変更するとともに、フロントディスクハブインナーのカラーリングがシルバーに変更された。

 

2012年1月にはSPECIAL EDITIONが登場

2012年1月13日には受注期間限定でスペシャルエディションが登場。ブラック基調の車体に走るゴールドのラインが印象的な専用カラーを採用していた。前後ホイールやグラブレールなどをブラックアウトすることで、よりゴールドを際立たせている。タンクには、立体ウイングマークがあしらわれる。

 

CB400シリーズ発売20周年記念カラー

CB400シリーズの発売20周年を記念して、2012年11月9日より受注期間限定で登場したスペシャルエディション。レッドをベースにゴールドのピンストライプをあしらった専用カラーを採用している。前後ホイールとフロントブレーキディスクハブをブラックとしつつ、エンジンはシルバーに仕上げられている。タンク上部にはPROJECT BIG-1 20周年記念ステッカーあしらわれていた。

 

SPECIFICATIONS

車名(通称名) CB400SF(2007年)
型式 EBL-NC42
全長×全幅×全高 2,040×725×1,070(mm)
軸間距離 1,410mm
最低地上高 130mm
シート高 755mm
車両重量 194kg[ABS:199kg]
燃料消費率 定地燃費値 31km/ℓ
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC 4バルブ 並列4気筒
総排気量 399cm3
内径×行程/圧縮比 55×42(mm)/11.3
最高出力 39kW(53ps)/10,500rpm
最大トルク 38N・m(3.9kgf・m)/9,500rpm
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 18ℓ
潤滑方式 ウェットサンプ
燃料供給方式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ
クラッチ形式 湿式多板
トランスミッション形式 常時噛合式6段
ギヤ・レシオ 1速 3.307
2速 2.294
3速 1.750
4速 1.421
5速 1.240
6速 1.130
一次減速比/二次減速比 2.171/2.933
キャスター/トレール 25°5’/90mm
タイヤサイズ 120/60ZR 17(55W)
160/60ZR 17(69W)
ブレーキ形式 ダブルディスク&対向4ポットキャリパー
シングルディスク&片押し1ピストンキャリパー
懸架方式 インナーチューブ径Φ41mm 正立フロントフォーク
スイングアーム,ツインショック
フレーム形式 ダブルクレードル
乗車定員(人) 2
メーカー希望小売価格 71万9,250円

※ツートーンタイプは3万1,500円高、カラーオーダープランは2万1,000円高

 

ホンダお客さま相談センター

0120-086819

https://www.honda.co.jp/motor

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