ニューアコのスピンアウトイベント『ACO CHILL CAMP』に行ってきた!

富士の絶景を見ながら遊んで楽しむフェス

昨年よりタンデムスタイルが参戦し始めた「New Acoustic Camp」。そのスピンアウトイベント、「ACO CHILL CAMP」が去る5月19〜20日に自然豊かな富士樹空の森で開催された。

 

「New Acoustic Camp」(通称ニューアコ)の子どもたちも遊べるエリアをごそっと抜き取った、自然の中でより遊んでより学び、いっぱい考えるようになるようなイベントだ。ACOUSTIC×CHILDREN×CHILL OUT の造語でもあり、ゆったりとした自然を楽しみながらステキな音楽を聴いてまったりできる珍しい形の“フェス”。来場者も通常のフェスに比べると子連れの家族参加が多く、親子ともども楽しんでいる姿がそこかしこで見られた。出演アーティストによるライブステージはもちろんだが、お笑い芸人やサーカス、ダンスなど、聴くだけではなく参加できるステージが多かったのもこのフェスが一風変わったスタイルだと感じられるひとつだった。

 

ステージまわりのエリアではグッズ等の物販や様々なものを体験できるワークショップブースが広げられていたのだが、少し会場内を散歩すると違うエリアでは綱渡りできるゾーンやカフェスポット、プロフェッショナルな人たちからレッスンを受けられるステージ、泉でSUPを楽しめるエリアなど、常にどこかで楽しめる内容が待ち構えていて来場者を楽しませ続けていた。また、会場を飛び出したエリアもあり、そこにはフットサルやバスケットボール、フリスビーを楽しめるよりアクティブなエリアが待っていた。一旦会場を出るという今まで体験したことのない内容ではあったが、その地域全体で来場者を楽しませてくれているのが強く伝わった。キャンプエリア自体もイベントエリアとは少し離れた場所に設定されているので、2日かかってようやく全部を遊びきれるようなある意味贅沢なフェスだった。このエリアのどこかにバイクエリアが設けられたらな…などと思いつつ、来年の開催を心待ちにしてみよう。

 

「子どもたちが遊べる」とはいえ、やはり実際は大人に向けたフェスであり、そこに集まった大人たちがしっかりした姿を子どもにも見せることが本質。ゴミの持ち帰りはもちろん、フェスの楽しみ方やマナーなどスマートにはしゃぐ大人を見て子どもも成長するのではないだろうか。どんなイベントにせよ、素敵な大人の遊び方を心がけてもらいたい。

 

そして根幹でもあるニューアコ開催まで後3ヶ月ほど。すでにバイク駐車券も含むチケットの一般販売も開始されている。今年はタンスタ編集部も新たな企画を考案中なので、是非とも参加して一緒にフェスを満喫してほしい。

 

入場ゲートから望む富士山。スタートにこんな素敵な景色を見せられたらテンションを上げるしかない!

各ブースではグッズ販売やワークショップで参加者に楽しさを提供していた

 

メインステージでは彩り豊かなアーティスト達が会場全体を盛り上げる

 

ブースだけでなく、水や森の中で子どもたちが遊べるエリアも。

 


イベント名称
ACO CHiLL CAMP 2018 powered by KIRIN/富士山麓
主催
ACO CHiLL CAMP実行委員会
日程
2018年5月19日(土)・20日(日)
開催場所
メイン会場:静岡県御殿場市 富士山樹空の森
キャンプサイト:御殿場やまぼうしオートキャンプ場 オートキャンプサイト特設会場

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