
御殿場の森の中で心安らぐひとときを
富士山の麓、御殿場にある公園・富士山樹空の森にて、アコースティックを主とした音楽フェス“アコチルキャンプ”が開催された。“Chill”という言葉にはChildren=子・Chillout=落ち着くという二つの意味が込められており、会場にはアスレチックやワークショップなど、子どもが遊べるコンテンツが盛りだくさん。その一方で会場はテント設営が可能となっているので、大人はそこでお酒を楽しみつつ、音楽を聴きながらのんびりとしたひとときをすごすことができるのだ。
会場には四輪の駐車場のほか、バイクの駐輪場も用意されていた。メインステージまで歩いて5分ほどの好スポットなので、バイクで来た方がおトクに感じられるかも!?
広大な敷地を誇る富士山樹空の森に、たくさんのテントが並ぶようすは圧巻。思い思いの場所に“拠点”を作り、ご飯を食べたり、お昼寝したりと穏やかなひとときをみなすごしていた
ふだんはなかなかできないサップも体験できた。子どもたちだけでなく、大人も喜々としてオールをこいでいたぞ。他にもプロが教えてくれるドラムやフットサル教室も!
フォトブックの表紙を作れたり、レザーキーホルダー作りや溶接も体験できるなど、親子で楽しめるワークショップも豊富だった。でき上がったアイテムは一生の思い出になるだろう
今回注目したい要素は、本誌“タンデムスタイル”のバイク展示ブースと、電動バイクを使ったアクティビティをPRするフォレストライダーのブースを展開していたこと。ブースにはたくさんのファミリーが集まり、子どもたちが“カッコいい!”と笑顔でバイクにまたがったり、電動バイクに乗って初めてのライディング体験に大興奮しているようすが印象的だった。小さなころからバイクの楽しさを知ってもらえれば、未来のライダーもきっと増えるというもの! 音楽もさることながら、バイク乗りとしてはそんな子どもたちの歓声が非情に心地よく聴こえたしだいである。
バイクブースは会場のはずれだったのだけど、スタッフの手が足りないほど多くの人が遊びに来てくれていた。ホンダ・CBR650Rをはじめ展示されたバイクにまたがり “将来バイクに乗りたい”という子どもや “このバイク欲しいかも”という親御さんも!
小さな子どももまたがりやすく、大人としてもファッショナブルな外観が目を引くイタリアンスクーター・ランブレッタのV200スペシャル。カタログを持って行った人が多数いた!
つい最近日本で販売されたばかりのキャバレロ・スクランブラー250。“ここで見なかったら知らなかった”と語る人が多く、お父さん方はみな本格的なスクランブラースタイルにほれぼれしていた
250㏄としては大柄なスズキ・Vストローム250。 “これって本当に250㏄なの!?”という声も多く、子どもたちからは “仮面ライダーみたい!” と大人気。近代的なフォルムがカッコよく見えるのだろう
電動トライアルバイクにまたがって実際に運転できるフォレストライダーのブースも、参加に免許不要とあって大人気。多くの子どもたちがバイクのおもしろさを知ってくれたことだろう。このアクティビティはふだん千葉県でも実施されているぞ!
開催概要
- イベント名称
- ACO CHiLL CAMP 2019
- 開催日
- 2019年5月18日(土)〜19日(日)
- 会場
- 静岡県・富士山樹空の森
- 主催
- ACO CHiLL CAMP実行委員会