みんなで走れば怖くない!? ファンライドフェスティバル2018 開催レポート

 

 

この夏、新しいオフロードイベントがスタートした。その名もファンライドフェスティバル。広大なスキー場の敷地を使って、ロードバイクのサーキット走行でいうところの“フリー走行”を楽しもうというイベントだ。こういうイベントなら、だれでも参加しやすくて楽しいものだ。

写真・文:谷田貝洋暁/写真:折口祐介

フリー走行イベントはレースにはない気軽さがある!

トレール、キッズ、初心者、ビッグオフまで気軽に参加

オフロードイベントというと、どうしてもエンデューロやモトクロスといった参戦型のイベントが多い。確かにみんなで速さを競い合うのも楽しいのだが、初心者がちょっと参加してみようと思うにはハードルが高すぎる。そんなライダーはフリー走行のイベントに参加してみてはいかがだろうか?

 

 

今回紹介するイベントは、8月18、19日に糸魚川のシーサイドバレースキー場で行なわれた“ファンライドフェスティバル2018”。普段はエンデューロレースなどが行なわれているスキー場の広大な敷地を使い、走り回るのはもちろん、休んだり、仲間とバイク談義をしたりしながらゆる〜く楽しもう。というのがイベントの根幹コンセプト。なので参加は、ナンバー付きのトレールはもちろん、各種レーサー、ビッグオフ、キッズや初心者だって一緒に走る。

 

実際に走ってみて感じたのは、転倒、チャレンジ、休憩などなど、なにかとイベントの多いオフロードバイクならではだからだろう、他の参加者との一体感がより強く味わえること。スクールで一緒になったライダー。同じ難所に挑戦したライダー。トラブルや不調のリカバリーに手を貸してくれたライダーなどなど。走って笑っているうちに、仲間が不思議と増えていく。派手なオフロードウエアを脱いでしまえば、名前も素性もわからない相手だって、不思議と楽しく笑いあえるのだ。チャレンジを素直に応援できる。これがオフロードの醍醐味なんじゃなかろうか? 当イベントの名前が走行会ではなく、“フェスティバル”としているのもきっとそういう楽しさを前面に出したくてのことなのだろう。

 

このファンライドフェスティバル。来年も糸魚川シーサイドバレーでの開催を予定とのことなので、ゆ〜るく、楽しくオフロードを楽しみたいなら、来年のファンライドフェスティバルの開催情報を、フェイスブックツイッターなどのSNSでチェック!

 

 

 

乗ると違いが明らかなオフ車は、イベントに試乗会がつきもの。オフロードモデルはもちろんいろいろなバイクや乗り物に乗ることができたのがおもしろい

 

 

チャレンジングなセクションも仲間となら楽しいイベント。大人が真剣に遊べる場所なのだ
スクールに参加してみよう

フリー走行会などのイベントではスクールなどが開かれることも多い。有料の場合が多いけど、ライディングテクニックが高まるのはもちろん、参加者と仲間意識が芽生えやすく、とっても楽しいのだ。

 

 

ブース出店もたくさん! 試乗車に乗るのも楽しいぞ!

 

 

開催概要
イベント名
Fun Ride Festival 2018
開催日
2018年8月18(土)〜19日(日)
会場
糸魚川シーサイドバレースキー場(新潟県糸魚川市山口151-1)
主催
株式会社ジョンイット 原田 淳 / 株式会社ワックアモール 和田鉄平

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