ブリヂストン バトラックス・ハイパースポーツ S22 試乗会で性能を体感!

ブリヂストン バトラックス・ハイパースポーツ S22を履いたYZF-R6でインプレッション
バトラックス・ハイパースポーツ S22で感じたのはウエット路面をはじめとする低温状況下でのグリップのよさ。ツーリング先での急な雨にも安心だ

 

ブリヂストンのバトラックスブランドにスポーツラジアルタイヤのS21の後継モデルとなるS22が登場。2019年2月1日からの発売にさきがけ、栃木県にあるブリヂストンのグルーピンググラウンドにて旧モデルのS21とS22を同一車両で乗り比べられるメディア向け試乗会が開催された。

BRIDGESTONE BATTLAX HYPERSPORT S22

フロント
価格
2万2,734円
サイズ
120/70ZR17
リヤ
価格
3万510円~3万7,206円
サイズ
160/60ZR17
180/55ZR17
190/50ZR17
190/55ZR17
200/55ZR17

※価格はすべて税8%込

BATTLAX HYPERSPORT S22 製品ページ

キャラクター変更で本格的なスポーツ走行に対応

ウエット路面でその差が歴然!

この新しい、バトラックス・ハイパースポーツ S22への理解を深めるには、まず2017年末に発表されたスポーツツーリング用タイヤのT31の登場の話からはじめるべきだろう。

 

というのもこのスポーツツーリング用タイヤがT30からT31へと進化する過程で、かなりスポーツ性がアップするとともにウエット性能も向上。またハンドリングのキャラクターも見た方向へ、すっと強めにイン側に切れ込んで行くようなキャラクターへと変更されたという経緯がある。実はこのキャラクター、結果的にさらに上位のスポーツレンジをほこるS21(旧モデル)とキャラクターが近くなってしまった。

 

そんな経緯があってのことだろう。今回、S21はS22への進化するタイミングを機に、S22もキャラクターを変更。旋回時に自然とイン側に切れ込んで行くようなキャラクターから、積極的にフロントタイヤをブレーキングで押しつぶしてグリップを稼ぎ、寝かしながらも積極的にアクセルを開けていく…。そんなよりサーキットレンジでの、走行シチュエーションで性能を発揮するようなキャラクターへと路線変更したようなのだ。

 

またコンパウンドにも、今回微粒状シリカと呼ばれる非常に細かいシリカの粒を採用したことで、表面に現れるシリカの面積が25%向上。これによって低温時におけるグリップ性能の向上をねらったのである。ウエットコンディションや早朝など、タイヤや路面の温度が低い悪条件下でも高いグリップ力を発揮する工夫がなされているという。

 

BRIDGESTONE BATTLAX ハイパースポーツ S22を旧型と比較レビュー

 

実際、試乗会では散水されたワインディング路にて、旧型と新型を走り比べることができたが、ウエット路面へと走り出した瞬間に、「新型のS22方が信用できる!」と、はっきり感じられるほどそのグリップ具合に違いがあった。おかげで旧型のS21よりもブレーキを強めに握ることができ、コーナリングでもよりアクセルが開けられたのだ。その差は、もうフィーリングどころかスピードメーターに数字としてはっきり違いが現れるほど。旅先で雨に降られて、恐る恐る帰ってくるなんて状況がなくならないにせよ、かなり気持ちがラクになるに違いない。僕自身、違いがわかるか半信半疑で試乗に挑んだのだが、正直、ここまで違いが感じられるとは思わなかった。

旧型S21と新型S22を比較

旧型 S21
ブリヂストン バトラックス・ハイパースポーツ S21を履いたYZF-R6でウエット路面を試乗
こちらは旧型のS21でのウエット走行。車体を寝かせられず、アクセルもおっかなびっくり
新型 S22
ブリヂストン バトラックス・ハイパースポーツ S22を履いたYZF-R6でウエット路面を試乗
次に新型のS22を履いた同車両に乗ってみると、「おっ? 行けるぞ⁉︎」って感じがスタートした瞬間から感じられるのだ

ウエット路面で走り比べてみるとその差は歴然。新型のS22の方がアクセルが開けやすく、ブレーキングも強めにかけられるからペースが上がる。同じコーナーで撮影した写真を見ると、新型の方がより力が抜けて、リーンイン気味に走れている。水しぶきの上がり方をみても、速度が出せているのがわかる

 

一方、ドライ路面。こちらはウエットほどの顕著な違いは感じられなかったが、それでもバンク時に後輪からきっちり接地感が伝わってくるため、やはりここでアクセルが開けやすく感じた。また、お恥ずかしいが、僕レベルのライダーの場合、コーナリングの侵入などで失敗したような場合でも、そこでブレーキがかけやすいから、リカバリーがしやすいと感じる。

 

 

見ためには、その効果の違いが非常にわかりにくいタイヤであるが、少なくとも新型のS22と旧型のS21では、その性能の差は段違い。もちろん新型の方が、誰でも、どんなコンディションでも楽しく走れるタイヤに仕上がっていることは確かだ。

 

アドベンチャーツアラー用の新型タイヤも追加発表!

アドベンチャーツアラー向けのA41を2017年に発表し、ホンダのアフリカツインなどにも純正採用されることになったブリヂストン。さらなるバリエーションとしてAX41が2019年2月1日より発売された。このAX41は、従来のA41に対してさらにオフロード性能を高めるためにブロックパターンが大きくされたモデル。構造は、ラジアルとバイアスの中間的なキャラクターになるベルテットバイアスを採用。構造的にはバイアスにさらにベルトを追加したもので、重量車の重さに耐えながらも、硬すぎない乗り心地だとか。ブロックの形状は、ブレーキング時の変磨耗を防ぐ新パターンが採用することで、耐摩耗性を考慮。速度レンジは“Q”と、130㎞/hまでとなるが、サイズによってはチューブタイヤとしても使用できる。

BRIDGESTONE BATTLAX ADVENTURECROSS AX41

フロント
サイズ
100/90-19※
110/80B19※
120/70B19
90/90-21※
リヤ
サイズ
130/80B17※
140/80B17※
150/70B17※
170/60B17
150/70B18※

※はチューブリム対応モデル

BATTLAX ADVENTURECROSS AX41 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
ブリヂストン
電話番号
0120-39-2936
URL
https://www.bridgestone.co.jp

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