遂に2019年3月28日から国内販売開始!よりレーシーに生まれ変わった新型YZF-R25が登場

 

ヤマハの公式サイトでその登場が告知されていた2019年モデルの新型YZF-R25の詳細が遂に発表された。

2019年3月28日より販売開始予定で、販売価格は従来モデル比で3万2,400円高の設定となっており、スタンダードモデルで59万9,400円、ABSモデルで64万2,600円だ。

 

最新のYZF-RシリーズDNAを踏襲したデザイン

 

LED ヘッドランプ&ポジションランプを新採用するフロントカウルは、中央部にMotoGPマシンであるYZR-M1を彷彿させるセンターダクトをレイアウト。

空力特性の向上を重点に置き開発が行なわれたというフロントカウルとスクリーンは、立体的な構造とすることで、走行風を後方に逃がすとともに空力性能の向上や、効果的なエンジン冷却を実現する機能的なデザインに仕上げられている。さらに、スクリーン形状もより整流効果を高めた形状に。それぞれの優れた空力特性により、ライダーの負担を低減してくれるという。

 

 

また、YZF-R1などとイメージを共通する肉抜き加工を施したアルミ鋳造のアッパーブラケットや、フル液晶メーターを採用。バーグラフタイプのタコメーターやスピードメーター、燃料計だけでなくシフトタイミングインジケーターなども表示することで、視認性の高さとレーシングイメージが両立されている。

 

 

スポーティな足まわりやライディングポジション

 

まず注目ポイントは2018年モデルの正立フロントフォークから変更を受け、新採用されたインナーチューブ径φ37mmの倒立フロントフォーク。倒立式のメリットである剛性バランスの良さを活かすために減衰力とバネレートの最適化も実施されており、旋回や制動時などでのフロントタイヤの接地感向上が実現されているとのこと。

また、減衰力発生機構は新たにカートリッジ式を採用。伸び側・圧側それぞれの最適化が可能となり、快適性とスポーツ性の両立が追求されている。

 

 

ライディングポジションもよりスポーティに変更を実施。アッパーブラケット下にマウントしたセパレートハンドルは、前モデルと同様にシートの高さを低く抑えたことで無理のないライディングポジションを実現しつつ、スポーティなスタイリングを演出。

また、新デザインのタンク&タンクカバーを採用することで、ハンドル位置を22mm・タンクトップ位置を20mm下(従来比)の位置に設定。サーキットなどで前傾姿勢を取りやすく、かつニーグリップのしやすさにも配慮。さらに、タンクの左右幅は最大31.4mm広げることで、燃料タンク容量は従来モデルと同様の14ℓが確保されている。

製品詳細ページ

 

 

従来モデルと見比べてみると

 

2018年モデルと並べてみると、顔つきがシャープになっていることが良く分かる。そして、やはり目を引くのは倒立フロントフォークと、カウル中央に設けられたエアダクト。テールまわりに大きな変更はないものの、フロントカウルやサイドカウルを中心にMotoGPマシンであるYZR-M1のエッセンスを感じるレーシーなデザインを2019年モデルのYZF-R25では採用している。

 

COLOR VARATION

SPECIFICATIONS

車名(通称名) YZF-R25/ABS
型式 2BK-RG43J
全長×全幅×全高 2,090×730×1,140 (mm)
軸間距離 1,380mm
最低地上高 160mm
シート高 780mm
車両重量 167[170]kg
燃料消費率 WMTCモード値 27.2km/ℓ
定地燃費値 37.7km/ℓ
エンジン種類 水冷4ストローク DOHC 4バルブ 並列2気筒
総排気量 248cm3
内径×行程/圧縮比 60×44.1 (mm)/
最高出力 26kW(35ps)/12,000rpm
最大トルク 23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
燃料タンク容量 14ℓ
エンジンオイル容量 2.4ℓ
潤滑方式 ウェットサンプ
燃料供給方式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 トランジスタ式
クラッチ形式 湿式多板
トランスミッション形式 常時噛合式6段
ギヤ・レシオ 1速 2.666
2速 1.882
3速 1.454
4速 1.200
5速 1.037
6速 0.920
一次減速比/二次減速比 3.043/ 3.071
キャスター/トレール 25°00/95mm
タイヤサイズ 110/70-17
140/70-17
ブレーキ形式 シングルディスク&片押し2ポットキャリパー
シングルディスク&片押し1ポットキャリパー
懸架方式 インナーチューブ径φ37mm 倒立フロントフォーク
スイングアーム&シングルショック
フレーム形式 ダイヤモンド
乗車定員(人) 2
メーカー希望小売価格 59万9,400円[64万2,600円]

※[ ]内はABS

CONTACT

問い合わせ先

ヤマハ発動機 カスタマー コミュニケーション センター

電話番号

0120-090-819

URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc
ヒラオ

written by

ヒラオ

イイものはイイ、ダメなものはダメと素直に言いたいだけなのに、基本否定や悪口から入ると周囲から言われる1992年生まれ。バイクだけに限らず、乗り物なら基本的に何でも好きだけど、シンプルな乗り味で自分が操っている感を楽しめるものが好み。

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