バイク用語辞典

『その他』に関する『は行』の用語

  • パーキングエリア(PA)

    地図上では「PA」と略記される。高速道路や自動車専用道路などに約15kmごとに設置されている休憩施設。駐車場やトイレ、飲食店、売店などが設けられている。一般的にはサービスエリアよりも規模が小さい。

  • ハイオク(ガソリン)

    オクタン価(ノッキング現象の起こりにくさを示す数値)が高く(ハイ)成分調整されたガソリンのこと。ノッキングを起こしやすい圧縮比の高い高性能エンジン用のガソリン。

  • 8耐

    鈴鹿8時間耐久ロードレースの略。1978年に初開催され、1980年から世界耐久選手権の1戦として位置付けられており、8時間での周回数を競う。毎年、三重県の鈴鹿サーキットで行なわれ、近年は7月下旬に開催される。日本最大のロードレースでもある。

  • パッキング

    packing=荷造りのこと。ツーリングなどでバッグに荷物を詰め込むことをいう。

  • パドック

    ピットの裏側。レースに参加する選手やチームの関係者が機材やテントを持ち込んで、レースの準備や休憩を行なう場所。ピット同様、関係者しか立ち入ることはできないが、レース開催時に有料で開放される場合もある。

  • 馬力規制

    バイクの重大事故が多発した80年代から2007年6月30日まで存在した、車両メーカーの国産車に対する自主規制。250cc以下は45ps(92年以降は40ps)、750cc以下は77ps(同72ps)など車両メーカー側が規制を設けていたが、大型二輪免許取得の簡便化や海外メーカーの日本進出などを受け、現在は撤廃ずみ。

  • ピット

    バイクあるいはクルマのレースが行なわれるサーキット内にある建物。主にマシンの整備を行なうほか、ライダーや関係者の待機所となる。また、レース中は参戦チームの指揮所となり、ピット前でタイヤ交換や給油などが行なわれる。

  • ファクトリー

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  • フェード

    ブレーキを多用することでブレーキ経路に気泡が発生するなどのトラブルで、効きが鈍くなってしまうこと。ちなみに発熱で油圧システム内に気泡が生まれて圧力が伝わらなくなりブレーキが効かなくなるのはベーパーロック(vapor lock)現象である。

  • プライベーター

    レースに個人、ショップ、クラブなどの単位で参戦しているチームのこと。

  • フライホイール

    クランク軸に取り付けられるオモリ。和名は弾み車といい、エンジンが回転し続けるための慣性力を生み出すほか、振動を消すバランサーとしての役目もある。エンジンの吹け上がり感はこのパーツの重さや大きさが多分に影響する。

  • ブラインドコーナー

    Rがきつく、壁などの障害物があって入口からでは出口が見えないコーナー。対向車が突然現れたりするので十分な注意が必要である。

  • フリースタイルモトクロス

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  • ヘアピン

    ヘアピンコーナーの略。髪を留めるヘアピンのように進行方向が180度変わるようなきついコーナーのこと。

  • ホールショット

    レースで、スタート直後の第1コーナーに1番早く進入すること。

  • 法定速度

    法律で定められている最高速度のこと。一般道の場合は基本的に60km/hとなるが、実際の道路ではさらに規制されている場合が多い。50cc以下は例外で、30km/hが法定速度となる。

  • 法定点検

    法律で義務付けられている点検のこと。12ヶ月および24ヶ月ごとに、それぞれ所定の項目を点検・整備しなければならない。なお、24ヶ月点検は車検とは異なる。