時代は回りすぎてるんじゃないの?

iPhoneのケースがボロボロになってきたので、新しいケースを買うことにした。大型電気店に行けば、たとえ一世代古い4Sでも安くて気に入ったのが見付かるだろうと地方のヤ○ダ電気に立ち寄ってみたのだが、ほとんど商品が置いていない。店が変わればと思って、有楽町のビッ○カメラ、新橋のヤ○ダ電気に行っても状況は同じだった。ならばとwebショップで探してみると、“売り切れ”のモノも少なくはないけれど、店舗に比べれば選ぶのに悩むくらいの品ぞろえである。で、前回にも書いたけど、やっぱりwebでの買い物は便利だと思った。

無事、今まで使っていたのと同じような耐衝撃性の高い一品を手に入れることができたのだが、最近はいろいろな意味でモノ、とくに電化製品とそれらを取り巻く製品の耐久性が落ちているような気がする。使っていたケースにしても、手に入れてから3年くらいしか経っていないのに画面をおおうフィルムの接着剤がはがれ、さらにプラスチック部分も劣化で何ヶ所か破損してしまった。今回購入した製品についてのレビューにも、“ゴム部分が劣化でダメになるけど、消耗品と割り切るべし”と書かれていた。思うに電化製品の進化がすごい勢いなことが原因であろう。仕事で使っているカメラにしても、古くて使えなないなんてことはないけれど、どんどん新しい機種が出てきて、その性能は格段によくなっている。ついつい新しいのに変えなきゃという気持ちになってしまう。どんどん加速する時代の流れ。その流れに乗ろうと必死にあがいている自分を最近はよく感じる。そんなとき、10代のころから使い続けているペンを見るとホッとする。そして、そういったモノを大事にしていきたいなとも思うのだ。

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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