2022年9月・10月から主要タイヤメーカー3社が2022年2回目の値上げ。世界的な物流&エネルギーコスト上昇が背景

ブリジストン・ダンロップ・ミシュラン

2022年9月1日からブリヂストンとダンロップが、2022年10月1日からはミシュランがそれぞれタイヤ価格を改定。改定率はメーカーやブランド、個々の製品によって異なるが、ブリヂストンとミシュランが3〜8%、ダンロップが2〜8%となる。9月1日または10月1日以降に上記メーカー製タイヤを購入する際には注意いただきたい。

 

バイク業界に限らず、今やあらゆる業界で緩やかなインフレーションが進行しつつあるといえる状況が続いている。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う流通面の停滞と輸送費の高騰化、さらに原材料費の高騰化などが影響しているが、さらにロシア・ウクライナ情勢を背景として原油価格の高騰が進行しており、さまざまなコストが増大しているのが実態だ。

 

各社ともに2022年初頭にすでに価格を改定しているのだが、それでも原材料費や物流、エネルギーの上昇コストをカバーできなかったとして再度の改定を実施することになる。

ブリヂストン『国内市販用タイヤの値上げについて』(2022年6月24日)住友ゴム工業『国内市販用タイヤおよび関連商品の値上げについて』(2022年7月15日)日本ミシュランタイヤ『国内市販用タイヤの価格引き上げについて』(2022年7月22日)

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