配達バイクもEVの時代へ! ヤマハの新型『GEAREV』をやさしく解説

ヤマハ発動機販売は、ビジネス用電動スクーター「GEAREV(ギアレヴ)」と、新聞配達向けの「NEWS GEAREV(ニュース ギアレヴ)」を2026年7月17日に発売する。

 

GEAREVは、1994年に誕生したヤマハの業務用スクーター「GEAR(ギア)」シリーズに連なる新たな電動モデル。従来のエンジン車と同じく、荷物を積んで走ることを前提とした使いやすさを備えながら、モーターならではのスムーズな発進や静かな走り、着脱式バッテリーによる運用性を採用しているのが大きな特徴だ。

 

エンジンではなくモーターで走る|発進がなめらかで力強い

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GEAREV最大の特徴は、ガソリンエンジンではなく電動モーターで走ることだ。エンジン車は回転数が上がるにつれて力を発揮していくが、EVは低い回転域からトルクを出しやすい。そのため、発進時や低速走行でギクシャクしにくく、荷物を積んだ状態でもスムーズに走り出せる。

 

GEAREVは着脱式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」を2個搭載する。高効率な駆動電流の制御技術により、細かなトルク制御とエネルギー効率を両立。リヤデッキに30㎏を積載した状態でも、傾斜12度の登坂性能を発揮するとされている。

 

これは、配達や集配のように「止まる・走る・坂を上る」を繰り返す使い方で大きなメリットになるだろう。エンジン車のような排気音や振動が少ないため、早朝や住宅街での使用にも向いている。

 

給油ではなく充電|バッテリーは取り外して充電できる

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エンジン車との大きな違いが、燃料補給の方法だ。エンジンスクーターはガソリンスタンドで給油するが、GEAREVはバッテリーを充電して走る。バッテリーはシート下スペースの左右に配置され、ひとつのハンドルで連動して着脱・固定できる構造になっている。充電時は車体から走行用バッテリーを取り外し、外部電源につないだ専用充電器に接続。ゼロの状態から満充電までの所要時間は約6時間だ。

 

また、車両本体のみの購入も可能で、その場合はGachacoが提供するバッテリーシェアリングサービスの契約が必要となる。バッテリーを所有して充電する方法だけでなく、使い方に応じてバッテリー交換サービスを活用できる点も、EVならではの選択肢といえる。

 

後進アシスト付き|重い荷物を積んだときの取りまわしもサポート

 

ビジネス用スクーターにとって、走行性能と同じくらい重要なのが取り回しやすさだ。GEAREVには、車両を後ろに下げるときにモーターでサポートする「後進アシスト機能」が採用されている。

 

車両が停止状態でEVシステムが起動しているときに、リバーススイッチとスタータースイッチを押すことで作動。駐車場からの出し入れ、配達先の狭い場所、傾斜地などで車体を動かす際に役立つ装備だ。

 

エンジン車では、後退時は基本的に人力で押し引きする必要がある。荷物を積んだ状態ではこれが負担になるが、GEAREVはモーターの力でその作業を補助してくれるのは魅力だ。EV化によって、単に環境性能が高まるだけでなく、毎日の作業負担を減らす方向にも進化している。

 

広くてフラットなリアデッキ|積載性はGEARらしさを継承

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GEAREVは、業務用スクーターとしての基本性能も重視されている。広くてフラットなリヤデッキを備え、最大積載量は30㎏。荷物を積むことを前提にした設計は、従来のGEARシリーズらしいポイントである。

 

その他にも前後連動ブレーキシステムやLEDヘッドランプ、デジタルメーター、12V2Aアクセサリーソケット、フロントフック、インナーポケットなど、業務で使いやすい装備も充実。メーターパネルには、スピードや時計のほか、バッテリー残量、リバースインジケーター、サイドスタンドインジケーターなどが表示される。

 

EVだからといって、使い勝手が特殊になるわけではない。むしろ、毎日使う仕事道具として必要な情報や機能がわかりやすく整理されている点が、GEAREVの魅力だ。

 

新聞配達に特化|NEWS GEAREV

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NEWS GEAREVは、GEAREVをベースに新聞配達向け装備を追加したモデルだ。GEAREVが汎用的なビジネススクーターであるのに対し、NEWS GEAREVは新聞配達の現場で求められる積載性や操作性をさらに高めているのがポイントだ。

 

専用装備として、大型フロントバスケットや大型リヤキャリア、ナックルバイザー、フットブレーキ、リヤブレーキロックノブなどを採用。新聞を多く積んで走る、早朝に住宅街を回る、頻繁に停止と発進を繰り返すといった使い方に合わせた仕様となっている。

 

EVならではの静かな走りは、新聞配達のような早朝業務との相性もいい。エンジン音が抑えられるため、住宅街での使用時にも周囲への配慮がしやすい。また、発進がスムーズなため、短い距離を何度も走る配達業務でも扱いやすい。

 

なおどちらも原付一種=50㏄相当で、原動機付自転車免許以上の二輪免許、または普通自動車免許で運転できる。GEAREVの価格は690,800円、NEWS GEAREVは701,800円で、いずれもバッテリー2個と充電器2個を含む。車両本体のみはGEAREVが36万3,000円、NEWS GEAREVが37万4,000円になる。カラーはロスホワイトのみの設定になる。

 

 

GEAREV

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SPEC.●全長×全幅×全高:1,820[1,840]×710[780]×1,025[1,050](㎜)●軸間距離:1,280㎜●シート高:710㎜●車両重量:125[130]㎏●原動機種類:交流同期電動機●定格出力:0.58kW●最高出力:2.8kW(3.8ps)/3,000rpm●最大トルク:13N・m(1.3kgf・m)/2,000rpm●燃料タンク容量:L●タイヤサイズ:F=90/90-12・R=110/90-10 ※[]はNEWS GEAREV

CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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