街中で映える原付二種スクーターFazzio(ファツィオ)の元気な走りっぷりに注目したい!

 

ビーノで一世を風靡したヤマハが久しぶりに発売したポップかつレトロな雰囲気のスクーターFazzio(ファツィオ)。最初ファツィオという聞きなれない響きに、“こんな単語あったっけ?”と思ったんだけれど、車両の発表会で“Fashion(ファッション)”とイタリア語でシンプルを意味する“Liscio(ラシオ)”を組み合わせた造語と説明されて“なるほど”となった。見てのとおり、楕円形がたくさん盛り込まれた親しみのあるデザインは、パリッとしたスーツ姿からカジュアルな服装まで、どんなかっこうにも似合うことだろう。そんな万人受けのよさげなモデルだけに、その装備や走行性能が気になることろ。
日本でスクーターといえば、利便性が高いことが当たり前となっている。そのあたりはファツィオも十分に考慮されていて、積載面ではヘルメット+αの容量が確保されたシート下トランク、レッグシールド裏には2つのフロントボックス、さらにコンビニフックは2ヶ所用意されている。電装面は、5V2Aの電源ポートがあり、さらに着信通知/燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリ“Y-Connect”に対応しているので、走行時に電話やSNSの着信がメーターで確認できるのだ。加えてキーをシリンダーに差し込むわずらわしさから解放してくれるスマートキー仕様だったりと、利便性はかなり高い。

 


続いて走行パフォーマンスなんだけれど、こちらはいい意味で裏切られた。結論から言ってしまえばかなり元気でキビキビと走れる。アイドリングストップ機能の付いたエンジンは、ヤマハ国内モデルとして初めてパワーアシスト機能が採用されていて、発進時からスロットルをある程度勢いよく開ければ、力強く加速してくれる。成人男性&女性のタンデム+そこそこの荷物を積載していても、交通の流れの速い幹線道路で遅れをとるようなことはなかった。アイドリングストップ中からの発進時、スロットルを開けてから車体が動き出すまでタイムラグはあるんだけれど、それが“もたつくな”という印象には結びつ苦ことはない。発進後の加速もスムーズかつ適度にパワフルで、静かなエンジンゆえ思った以上のスピードが出ていて最初ちょっと驚いてしまったほどだ。
スピードをコントロールするブレーキは、思ったとおりの効き具合を得られるし、絶対的な制動力も十分な印象だ。
シャーシのバランスもよくて、加速したり減速したり曲がったりする時に、違和感がなくて思い通りの動きをしてくれ、かなりクイックに車体を左右に振っても付いてきてくれた。また地面の凸凹をうまく吸収してくれるので、走らせていて不安がないのだ。


 

思いどおりに走れてとても乗りやすい

 

ここからは、バイク歴5年、原付二種スクーターにほとんど乗ったことのない坂元誉梨さんの女子目線インプレッションをお届けしよう。


「丸みがあってかわいらしく、レトロ感もあって私は好きです。ただ、好みは分かれるスタイリングだとは思います。実際の乗り味は、発進時とても静かなので、最初はごく低回転域のパワーはちょっと控えめなのかな?と思ったんですけれど、スロットルをもっと勢いよく開ければいいんだと気づいてからは、十分なパワーを感じました。曲がる時はとくに気になることはなく思ったとおりに曲がることがてぎました。慣れてくると U ターンもスムーズにできるようになりました。ブレーキはにぎりしろがけっこうあって、それきっちりにぎり込めば“これぐらい効いてほしいな”という感覚どおりの効き具合を得られました。石だたみの道も走りましたが、地面の凸凹が気になることなくすごいスムーズでした。総じてすごく乗りやすかったです」
という具合に見た目だけでなくパフォーマンスも十分万人に受け入れられるモデルなのだ。さらにオリジナリティを高められるカラフルなヘッドランプカバーやメーターパネルカバーも発売されているので、自分ならではの1台に仕上げやすいのもファツィオの魅力と言えるだろう。

 

 

シンプルな液晶モニターで、その上側にインジケーターランプが並ぶ。一番手前のボタンで表示内容を変えられ、速度や燃料残量のほかにオド、トリップ、電圧、時刻を表示することができる。

レッグシールド裏には、フタ付きと500㎖のペットボトルがスッポリ入るオープンタイプ2つの収納スペースがある。スマートキー仕様でキーを差し込むわずらわしさがないのもいい。

レッグシールドの裏側、ハンドル下左側にはフタ付きの収納ボックスがある。中には5V2AのUSB Type-A充電用ジャックが装備されていて、走行中にスマートフォンなどを充電できる。

センタートンネルがないため乗降時に足を高く上げる必要のないステップボード。前後方向に多少の長さがあり、足を置く場所の自由度がある。足を前方に投げ出すポジションは取れない。

ポジション自由度の高い前後に長い一体型で、表皮2種類を使い、縫い合わせ部にはリアルなステッチが入る質感が高いシート。ライダー用とタンデマー用の間に段差が設けられている。

レッグシールドの裏側、左右フロントボックスの間に1つ。さらにシート先端部下方にも耐荷重1㎏のコンビニフックがあり、ちょっとした買い物時に大いに役立つことだろう。

ヘルメット1個(形状にもよる)とレインスーツくらいが収納できる19.1Lの容量が確保されたシート下トランク。先端部、シートのヒンジ左右にヘルメットフックが装備されている。

使用しない時は収納できるアルミ製のタンデム用ステップ。踏んばりやすい位置にあって実用性十分なうえ、車体の雰囲気に合った丸みを帯びたレトロなデザインもいい。

 

 

POSITION & FOOTHOLD

無理なくちょうどいいポジションだったし、停車時に足を着く際も降ろしにくい印象はなかったし、両足カカトまでしっかりと着く。乗車時もレッグシールドまでは余裕があって広々した印象だったし、ハンドルグリップの位置も自然と手を伸ばしたところにあって、ちょうどいい感じだ。身長166㎝/体重約50㎏

 

 

TANDEM STYLE

ライダー:普通に座ってもタンデマーからのプレッシャーはまったく感じない。さらにバックパックを背負ってかなり前めに座っても、レッグシールドにヒザが当たることなく、ハンドル操作は多少窮屈感はあるけれど、操作に支障が出ることはない。身長171㎝/体重70㎏


タンデマー:後ろも快適に乗れて、ライダーがバックパックを背負っていても余裕で座れるくらいシートは広かったし、グラブバーも体を支えやすい位置にあった。

 

 

 

SPECIFICATIONS

●全長×全幅×全高:1,820 x 685 x 1,125(㎜)●軸間距離:1,280㎜●シート高:765㎜●車両重量:97㎏●エンジン種類・排気量:空冷4ストローク OHC 2バルブ 単気筒・124cm³●最高出力:6.1kW(8.3PS)/6,750rpm●最大トルク:9.8N・m(1.0kgf・m)/5,000rpm●燃料タンク容量:5.1L●燃費(WMTC):56.4㎞/L●タイヤサイズ:F=110/70-12・R=110/70-12●価格:36万8,500円

 

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CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

 

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