SHOEIの新世代ピュアスポーツフルフェイス『Z-9』に、ひと目で視線を奪う新グラフィック“KABOOM(カブーン)”が加わった。
軽量・コンパクトというZシリーズらしさを受け継ぎながら、空力性能やベンチレーション、快適性まで磨き上げたZ-9。そのスマートなフォルムをキャンバスに、アメコミのワンシーンを思わせる大胆なグラフィックを落とし込んだのがKABOOMだ。
「ちょっと派手」では終わらない。そのディテールを見ていくと、思わずニヤリとさせられる遊びがあちこちに仕込まれている。
軽く、コンパクトに、そしてもっと快適に! Zシリーズの正統進化モデル

Z-9は、軽量・コンパクトをコンセプトとしてきたZシリーズの流れを受け継ぐ、SHOEIの新たなピュアスポーツフルフェイス。スポーツライディングだけに振り切るのではなく、街乗りからツーリングまで幅広く使いやすいキャラクターに仕上げられている。
特徴的なのが、より洗練されたエアロフォルムだ。SHOEIの風洞実験では従来モデルと比べ、ヘルメットを上方へ持ち上げようとするLiftを約13%、前方から押し付けるDragを約3%低減。高速走行時の負担軽減につながる空力性能を追求している。
ベンチレーションも進化した。アッパーエアインテークを効率よく走行風を取り込める位置へ集約し、従来モデルのフロント+アッパーインテークと比較して流入量は約1.9倍。ロアエアインテークも約1.4倍の流入量を実現している。大型のシャッターはグローブをしたままでも扱いやすく、スペックだけでなく実際の使い勝手まで考えられているのがZ-9らしいところだ。
さらにCWR-F2シールド、センターロックシステム、防曇シートを採用し、静粛性にも配慮。対応コミュニケーションシステムをスマートに装着できる『SHOEI COMLINK』も備えるなど、日常での快適性や利便性もしっかり押さえられている。
『ドカーン!』をそのままかぶる! アメコミ全開の遊び心!!

“KABOOM”とは、英語圏のコミックなどで爆発音を表す『ドカーン!』のようなオノマトペ。その名前どおり、ヘルメット全体にアメリカンコミックを思わせるポップでパンチの効いた世界観が広がっている。
目を引くのは、険しい表情と翼を持った弾丸のキャラクター。そこに爆発の炎や煙、ドクロ、稲妻、チェッカーフラッグといったモチーフが次々と重なり合う。モチーフだけを並べればかなり攻撃的なのに、コミカルなタッチで描かれているため、不思議と重たくならない。SHOEIロゴまでグラフィックの一部として溶け込ませているのも見逃せないポイントだ。
カラーは**TC-5(BLACK/WHITE)とTC-10(WHITE/BLUE)**の2タイプ。TC-5はブラック×ホワイトを基調にまとめることで、派手なモチーフを使いながらもクールで引き締まった印象。

一方のTC-10はホワイト×ブルーを軸にしたカラーリングによって、KABOOMならではのポップさと軽快さがより前面に出る。同じグラフィックでも、選ぶカラーでキャラクターが大きく変わるのがおもしろい。

Z-9 KABOOMは2026年11月発売予定。サイズはXS~XXL、メーカー希望小売価格は8万5,800円となる。機能性を重視しながら、ヘルメットでもしっかり個性を出したい。そんなライダーには、かなり気になる一台になりそうだ。
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