
文/写真:横田和彦
新型KATANAの誕生によって生まれた、新しいバイクイベント
スズキの一大ブランドとなっている“KATANA”の名を冠したミーティングが浜松のフルーツパークで開催された。KATANAミーティングとはいうものの、主催であるスズキの鈴木俊宏社長は「多くのライダーが集まるミーティングにしたい」とスピーチ。実際に会場には80年代に一世を風靡したファースト・カタナをはじめとした各種カタナシリーズや新型KATANA以外にもメーカーを問わず多くのバイクが集まっていた。
会場では限定のグッズ類の販売のほか、多くのメーカーがブースを出して車両やパーツなどを展示。特設ステージでは新型KATANAをデザインしたイタリア人デザイナーのロドルフォ・フラスコーリさんや、スズキの開発チームのメンバー3人が新型KATANAの誕生秘話を披露。多くの参加者が真剣に話を聞いていた。
多くのグッズが当たるジャンケン大会、2回の集合写真撮影を経てイベントは閉会式へ。鈴木社長の「来年もぜひ開催したい」という力強い宣言とともにイベントは終了となった。
開場直後から熱心なファンが数多く来場。駐車場を埋め尽くした車両のなかには初代カタナやリトラクタブルヘッドライトの3型カタナ、250/400カタナなども見られた
多くのメーカーがブースを出展しイベントを盛り上げた。最新のカスタムパーツを装着した新型KATANAのデモ車には人だかりもできていた
自由に触れられる新型KATANAを3台用意。またがっていた大型二輪免許を持っていないライダーも「いつか乗りたいです」と目を輝かせていた
なんと新型KATANAに乗って登場した鈴木俊宏社長によって開会が宣言
ステージではファーストカタナの開発陣や新型KATANAのデザイナー、開発者らによるトークショーが開催された
今回のイベント限定となるオリジナルTシャツやアイスタオルなどのグッズが販売。一人ひとつという制限付きながらアッという間に売り切れていた
協賛品など多くの景品が用意された全員参加のジャンケン大会は白熱! 高い競争率を勝ち残った人は景品を手に満面の笑みを浮かべていた
KATANAラッピング電車登場!
天竜浜名湖鉄道に新型KATANAのラッピングがほどこされた車両、その名も“KATANA号”が登場。天竜二俣駅ではスズキ株式会社社長、天竜浜名湖鉄道株式会社社長、ロドルフォ・フラスコーリさんによってテープカットセレモニーが行なわれた。そしてKATANA号は今後2年間、毎日運行する予定だそうだ。
イベント会場近くのフルーツパーク駅が一日限定で“KATANA駅”に改名。構内にはスタンプも用意された
外側だけじゃなく内装も新型KATA
NA一色だ。カタナファンのみならずライダーなら乗ってみたくなる電車だ
開催概要
- イベント名称
- KATANAミーティング2019
- 開催日
- 2019年9月15日(日)
- 会場
- 静岡県・はままつ フルーツパーク時之栖内特設会場
- 主催
- スズキ二輪