2年の中止を経て第49回東京モーターサイクルショーが無事開催!姉妹誌が主催のレディスサポートスクエアも大盛況

3月25日(金)から27日(日)の3日間、東京ビッグサイトで日本最大のバイク展示会となる第49回東京モーターサイクルショーが開催された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により2019年初開催以来、久しぶりの開催となった今回の来場者は12万3,439人。前回となる2019年は14万9,524人で前回比だと83%となったが、新型コロナウイルス感染症が消滅したわけでもなければ、多くの人は人混みを避けたいという心理が強く働くなかで、非常に多い観客動員となった。

なお、当初から多数の来場者が予想されていたため感染対策はかなり徹底。入場時には全員サーモグラフィによる体温測定をし、これまでほとんどのブースは自由に出入りでき、多くの車両やパーツに触れられることができたのが、車両メーカーなど人気が集中するブースは入場・退出経路の設定とブース内人数の制限、触れられる車両やパーツの制限もしくは消毒措置なども行なわれていた。その影響で入場口近くが混雑しているところも見られたが、昨今の情勢から来場者側も事情を承知していたようで、とくに混乱は起こらなかったようだ。

2022東京モーターサイクルショー
今回、初めて設置された混雑状況を知らせるボード。入場規制はほぼなかったようだが、正午近くなどは人も増え、混雑した時間帯もあったようだ

出展者は153者。これは2019年と同数で、車両メーカーはもちろん関連企業や団体も多数が出展。いずれも最新の車両やパーツ、ウエアなどを用意しており、最新のバイク業界の動向を知ることができる機会となっている。車両メーカーのホンダやヤマハ、スズキ、カワサキの国内4メーカーの出展内容はすでに紹介しているので、そちらは既報記事を確認いただきたい。それ以外の出展者に関しては、数が膨大なため本記事とは別にまとめて記事化するので、そちらも確認いただきたい。(本記事の最後にリンクあり)

タンデムスタイルを発行するクレタもブースを出展! 姉妹誌『レディスバイク』主催のレディスサポートスクエアも大盛況

本誌『タンデムスタイル』を発行している出版社のクレタとしても東京モーターサイクルショーではブースを出展しており、バックナンバーやオリジナルグッズを販売していた。読者の皆さんも多数ブースにお立ち寄りいただいたようで、本当にありがとうございました!

そして姉妹誌『レディスバイク』が主催し、毎回恒例となっている女性ライダー向けブース『レディスサポートスクエア』も非常に人気を博していた。とくにこのレディスサポートスクエアは女性を中心としたブース展開で、各ウエアメーカーの新作の試着や販売コーナー、女性のみを対象とした最新モデルの足つき確認コーナーなどは大盛況! 開催期間中はずっと誰かが車両に触れている状態だった。もちろん昨今の感染対策として毎回ごとに消毒処置を行ない、来場者には安心して車両に触れてもらえるようにしていた。

また本誌も協力しているラブジアース運動のブースも大勢のライダーが賛同の宣誓書を書いてくれていたようで、なかなかの盛況だったとのこと。こちらも地球に少しでも恩返ししたいというライダーの温かい気持ちが反映されているようだ。


メインステージでは随時トークショーなどが開催されていたり、会場外では白バイ隊やMFJトライアル選手のデモ走行なども実施され、3日間バイクのジャンル関係なく楽しめるイベントとなっていた。まだモーターサイクルショーを見たことがないという人は、ぜひ一度東京・大阪・名古屋・札幌など各地で開催されるモーターサイクルショーに一度足を運んでいただきたい。バイク業界の明日が垣間見られること間違いなしだ。

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