バイク用語辞典

『ま行』から始まる用語

  • マイナーチェンジ

    小改良を行ない、製品の性能、魅力をアップさせること。対して、設計からやり直すような大幅な改良を行なうことをフルモデルチェンジという。

  • マスター(シリンダー)

    レバーをにぎる力やペダルを踏む力を油圧に変換する装置。

  • マスツーリング

    複数の台数で行くツーリングのこと。

  • 街乗り

    バイクで市街地を走行すること。「街乗り用のセカンドバイクが欲しい」など、用途そのものを指し示すことが多い。

  • マフラー

    排気管のこと。「サイレンサー」の欄へ。

  • マルチリフレクター

    レンズ面にカットをほどこすことで配光を行なっていた従来型に対し、銀色の反射面で配光を行なう方式のこと。明度の向上のほか、ヘッドライトのデザイン的自由度が飛躍的に増した。

  • マルチ(4気筒)・直4・V4

    本来は複数の気筒を持つモデルに対して使われたマルチという言葉だが、現在は主に4気筒バイクを指す。

  • ミッションオイル

    ミッション部分を潤滑させるオイルだが、4ストの場合はエンジンオイルと共用で同じオイルがミッション部に循環する。2ストは別々で、なくなると注ぎ足して入れるのがエンジンオイル、定期的に交換するのがミッションオイル。

  • ミドルクラス

    普通自動二輪免許の上限400㏄クラスのことを主に指す。しかし、これは日本だけで、ヨーロッパでは600㏄クラスのことを指す。レースでミドルクラスというと600㏄クラスを指す場合もある。

  • ミニバイク

    主に排気量が50ccクラスの原付バイクのことを指す。大排気量車に対して小型なバイクといった意味合い。ミニバイクレースと呼ばれる草レースもある。

  • メットインスペース

    スクーターでヘルメットを収納できるスペースのこと。実はホンダの登録商標。

  • モタード

  • モディファイ

    modify=修正する、(少し)変更するという意味。「○○用のパーツを若干モディファイして装着」などと表現される。

  • モデルチェンジ

    モデルの設計を変更・改良し、同名(型式は変更)のまま新製品としてラインナップ上に更新すること。全面的な改良であればフルモデルチェンジと呼ばれる。

  • モトクロス

    ジャンプ台などのあるアップダウンの激しいオフロード周回コースを走るスプリントレース。MXと表記することもある。

  • MotoGP

    二輪ロードレースの世界最高峰カテゴリーとして開催されているロードレース世界選手権。選手権には3クラスが用意され、1,000㏄クラスのモデルで競われるMotoGPクラス、600㏄のMoto2クラス、250㏄のMoto3クラスと区分されているが、レースシリーズ全体の略称としてMotoGPと呼称されることが多い。トップカテゴリーのMotoGPクラスは150㎏程度の車重、最高出力200㎰以上で最高速度も300㎞/hを超えるモンスターマシンによるレース。四輪でいうF1的な存在。参加ライダーやチームは世界中を転戦して、各地で開催されるグランプリレースの順位に応じてポイントを獲得。その加算ポイントで年間チャンピオンが決定する仕組みとなる。レースは1年に18戦が行われていて、日本でもツインリンクもてぎで開催されている。

  • モノサス・モノショック

    リヤショックのユニットが1本のタイプのもの。二本のツインショックより軽く、リンクの追加など性能面でもすぐれるため、スポーツモデルに多く採用されている。