SUZUKI Vストローム250

特集ライダーならやっぱり遠くへ行きたい!
16hチャレンジ ROUND1 目指せ!日帰り!能登半島!

No.
195
特集ライダーならやっぱり遠くへ行きたい!16hチャレンジ ROUND1 目指せ!日帰り!能登半島!

この企画に登場しました!

スズキのVストローム250をロングランでインプレッション

国内最強のニーハン長距離ツアラーだ

スズキのVストローム250を高速道路でインプレッション

車検のない軽二輪クラスの排気量でありながら、日本中どこへも行けるような本格ツーリング機能を備えたアドベンチャーツアラー。今回のようなロングディスタンスな旅にオススメなのがVストローム250だ。

 

というのも長旅をする場合に気になるのが、まずタンク容量および航続距離である。給油回数が少なければストップポイントが少なくなり、自ずと時間短縮がはかれるというワケ。

 

そこへいくとこのVストローム250はかなり優秀。大容量の17ℓタンク(レギュラーガソリン)のおかげで、どんな走り方をしても300㎞の航続距離は確実だからだ。今回の旅の場合、高速道路をひたすら巡航し続けてみたが、それで燃費は27.7㎞/ℓ。つまり計算上は470㎞も無給油で走れてしまうことになる。

 

長距離をひたすら走り続けるような場合、どこで給油するか、次のSA/PAまで足りるのか足りないのか? 気を揉まず、鷹揚にかまえていられるのは精神衛生上とても有利なことなのだ。

 

また機能面でも、ツーリングマシンとしてかなりしっかり作り込まれている。ハンドル付近に備えられたアクセサリーソケットを使えば、スマートフォンなどへの給電が走行中も可能。

 

そして何よりすばらしいのは荷物が積みやすいこと。今回のような日帰りツーリングではあまり関係ないが、ゆくゆくは数日間のロングツーリングをしたり、キャンプツーリングをするつもりならこいつを選んでおけば間違いない。

 

というのも、リヤシートに大きな荷物を積みやすいことはもちろんなのだが、リヤショックにプリロード調整機構がついているのだ。大荷物を積むと前後のタイヤにかかる重量配分がくずれて、バイクは少なからず乗りにくくなったりする。そんな場合も車載工具のフックレンチを使えば、簡単にリヤショックのプリロード調整ができるのだ。

 

荷物を積んで、ちょっとリヤが沈み込み、フロントの接地感が減ったな? ちょっとコーナリングに不安が出たな? なんてときはプリロードを標準から、6か7ぐらいに調整してみよう。それだけでずいぶんと走りやすくなり、旅の疲労が軽減されるハズだから。

 

V-STROM250のスタイリング

スズキのVストローム250の7:3スタイリング

ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2018年6月3日日曜日

V-STROM250のディテール紹介

V-STROM250の足つき&乗車ポジション

スズキ・Vストローム250の足つき状況。試乗インプレッションライダーは172cmの谷田貝 洋暁
身長172㎝/体重68㎏
アップライトなハンドルにゆったりとしたフットポジションのおかげでロングディスタンスな旅でも疲れにくい。両足ともカカトべったりで、疲れが出始める旅の後半も安心して取り回せる

 

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
2,150×880×1,295(㎜)
軸間距離
1,425㎜
シート高
800㎜
車両重量
188㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークOHC 2バルブ 並列2気筒・248㎤
最高出力
18kW(24㎰)/8,000rpm
最大トルク
22N・m(2.2kgf・m)/6,500rpm
燃料タンク容量
17ℓ
燃費(WMTC)
31.6㎞/ℓ
価格
57万240円(税8%込)

V-STROM250製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
スズキお客様相談室
電話番号
0120-402-253
URL
https://www1.suzuki.co.jp/motor/

※記事の内容はNo.195(2018年6月23日)発売当時のものになります

V-STROM250で能登半島へ16時間日帰りツーリングチャレンジの様子は本誌をチェック!

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