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YAMAHA セロー250

車両インプレ・解説
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2018年8月25日
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SEROW250のディテール紹介

ヤマハの新型セロー250のフロントマスク
獣道を2輪2足で進む遊び、マウンテントレールのために必須なスタックバーを標準装備。リヤのグラブバーは転倒時のウインカーのガードも兼ねる
ヤマハの新型セロー250のメーター
軽量コンパクト設計ながら、時計、オド、ツイントリップなど、シンプルだが必要にして十分な機能を備えたデジタルメーター。今回のモデルチェンジでの改変はなし
ヤマハの新型セロー250のリヤタイヤはチューブレスタイヤ
悪路・難路でも確実に進めるよう、空気圧を落としても不具合が出にくいチューブレスタイヤをリヤに採用。もちろん旅先でのパンク修理も、チューブに比べてやりやすい
ヤマハの新型セロー250のエンジンは空冷単気筒
誰にでも扱いやすく、それでいて高速道路走行も行なえる249㏄の空冷単気筒エンジン。軽量な空冷エンジンが生き残りにくい世の中になってしまった
ヤマハの新型セロー250のエンジンにはキャニスターが追加された
排ガス規制対応による出力低下を補うためにガスケットを薄くし圧縮比を9.5から9.7にアップ。体感できるものではないとのことだがパワーアップしている
ヤマハのセロー250のタンクは0.3ℓ容量減の9.3ℓに
タンク外観に変化はないようだが、内部にキャニスターへ気化したガスを送る経路を設けたためガソリン容量が0.3ℓ減り、9.3ℓに。理論燃費はWMTCモード値で38.7㎞/ℓ
ヤマハの新型セロー250はガスケットが薄くなり圧縮比がアップ！
エキパイの途中にO2センサーを追加し、排気をコントロールすることで、2次エアインダクションのデバイスが取り払われた。またプラグの熱価が1番あがり8番になっている
2021年にはABSの装着が義務化されるが、新型セロー250に今のところABS設定はない
2021年の10月以降には継続生産車両にもABSの装着が義務付けられる。…が、現時点のセローにABSの装着の気配はない。ABS搭載モデルの登場に期待したい
ヤマハの新型セロー250のキャニスター。内部の活性炭がタンク内の蒸散ガスを吸収、エアクリーナーボックスへ還元している
エンジン脇のフレームに追加された環境対策部品のキャニスター。タンク内で気化したガソリンを大気放出せず、ここでキャッチし、エアクリーナーボックスに戻している
新型セロー250のタンクの内部にはガイドが新設された
また給油口の内側には、給油ノズルを確実に差し込むためのガイドを新設。ノズルの衝突で燃料ポンプを破損しないための工夫。燃料はもちろんレギュラーガソリンだ
細かな点だが、ハザードスイッチの表示が世界基準となり“OFF”表示となった。スイッチボックスの形状、操作に関しては変更はされていない
ナンバープレートの取り付け角度が前作のフェンダーでは新制度に通らず、XT250Xのリヤフェンダー＆ステーを流用して採用。テールランプもLED化されることになった
ウインカーは転倒時の破損を防ぐためラバーマウントで簡単に取れるようになっている。グラブバーもカードの役割をはたす
テールランプがLED化されたことで、夜間をはじめとする被視認性が格段にアップ
ハンドル切れ角は左右とも51度に設定。とにかくよく切れるため狭路でのUターンもラクラクなのだ
スタック時に掴むグラブバーには前方に角がつけられている。ロープで引っ張るときにズレにくくする工夫だ
ヘッドライトカウルの左右の出っ張りは実は耳をイメージ。有機的なイメージがデザインに取り入れられている
静かに抑えられたエキゾーストノートのおかげで夜間走行や早朝出発も安心
エンジン上部のカバーを外すと車載工具や書類を入れるスペースになっている

 

 

セロー250の足つき＆乗車ポジション

新型セロー250の足つき状況。試乗インプレッションライダーは172cmの谷田貝 洋暁
身長172㎝／体重68㎏
あいかわらずの足つき性のよさで、カカトまでべったりと着いて、しかもヒザに余裕が残るほど。重量は前モデル比で3㎏ほど増えているが、またがったくらいではわからず、足つき性の印象に変化はない

 

SPECIFICATIONS

型式
2BK-DG31J
全長×全幅×全高
2,100×805×1,160（㎜）
軸間距離
1,360㎜
シート高
830㎜
車両重量
133㎏
エンジン型式・排気量
空冷4ストローク OHC 2バルブ単気筒・249㎤
最高出力
14kW(20㎰)/7,500rpm
最大トルク
20N･m(2.1kgf･m)/6,000rpm
燃料タンク容量
9.3ℓ
燃費（WMTC）
38.7㎞/ℓ
価格
56万4,840円（税8％込）

セロー250製品ページ

ツーリングセローも復活！

YAMAHA TOURING SEROW
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/B7C211H00000
パフォーマンスダンパー。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK041E07
クランクケースカバーガード。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK038J02
ステップラバーセット。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK041E15
アドベンチャーリアキャリア用サドルバッグサポート。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q3PPIA021902
LEDフォグライトキット。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK113R01
アドベンチャースクリーン。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK057E37
ハンドルガード。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK113E02
アルミアンダーガード。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK055E37
ETCブラケット3 （セロー/トリッカー共用）。
https://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1215/item/Q5KYSK049G01
ツーリングシート。

セローに大型のリヤキャリア、ハンドガード、ヘッドライトグリルガード＆スクリーン、アンダーガードを装着したアドベンチャー仕様のツーリングセローも9月13日より発売。価格は、セロー比5万5,080円のプライスアップとなる61万9,920円（税8％込）だが、これだけのオプションパーツ（8万7,156円相当／工賃別）込みでこの価格アップに抑えており、相変わらずのお得感あるパッケージモデルとなっている。

※写真のモデルには、それ以外のオプションパーツも装着されている。

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CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

紹介した製品に関して、メーカーやショップへ問い合わせをする際は「タンデムスタイルの記事を見た」とお口添えいただけますと、我々はもっと面白い記事を作ることができるようになります！

※記事の内容はNo.197（2018年8月24日）発売当時のものになります

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