INDIAN MOTORCYCLE FTR1200/S

連載新車体感 ニューモデルインプレッション

No.
206
連載新車体感 ニューモデルインプレッション

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※公開中の誌面内容はNo.206(2019年5月24日)発売当時のものになります

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Indian Motorcycle FTR1200S 走行

文:和歌山利宏/写真:インディアンモーターサイクル

インディアンが提唱するアメリカンスタンダード

FTR1200Sのスタイリング

Indian Motorcycle FTR1200S サイドビュー

 

今日的に高水準化されたなににでも使えるバイク

アメリカのインディアンから放たれたFTR1200が注目を集めているが、ひょっとすると、このバイクについて、あやまった認識がはびこっているのかもしれない。

 

インディアンは17年からアメリカ伝統のフラックトラックレースにワークスマシンFTR750で参戦、2年連続でタイトルを獲得しているだけに、タイミングよく市販車として登場したFTR1200は、そのレプリカとしてとらえられているフシがあるみたいなのだ。

 

確かに、スタイリングはトラッカーそのもので、大変に魅力的だ。しかし、市販FTRはワークスFTRとはまったくの別物で、搭載されるエンジンはスカウト用がベースなのだ。

 

すると、インディアン既存のエンジンを使って、トラッカーイメージにでっち上げたというのか。それはまったくもって違う。

 

ストリートスポーツとして最適化するため、フレームをトラスタイプとし、エンジンはクランクケースの形状やマウント方式まで変更され、当然、性能的にも強化されている。

 

ならば、トラッカーのスタイリングをまとったストリートネイキッドということなのか。それも違う。

 

なぜなら、これにはフラットトラッカーのDNAが注入されているからである。前後輪径は19/18インチ、前後のサスペンションストロークは150㎜と長大で、荒れた路面をものともせず、ライダーの感性に合ったリズムでコーナリングできる。また、燃料タンクをシート下にかけて設置し、スリム化とマスの集中化が図られていて、トラッカーらしい運動性も発揮してくれる。

 

おかげで、今、注目のスクランブラーやアドベンチャーのいいところの恩恵にも預かり、ワイドレンジに楽しめる。今日的なオールマイティ車というわけだ。

 

FTR1200Sのディテール

 

FTR1200Sの足つき&乗車ポジション

Indian Motorcycle FTR1200S 足つき&乗車ポジション
身長161㎝/体重57㎏
上体を起してワイドなハンドルバーに手を伸ばすライポジは、オフローダーの感覚に近い。足つき性は大型アドベンチャー並みだが、低重心感があってあまり不安ではない

 

SPECIFICATIONS(1200S)

全長×全幅×全高
2,286×850×1,297(㎜)
軸間距離
1,524㎜
シート高
840㎜
車両重量
235㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークDOHC V型2気筒・1,203㎤
最高出力
89.4kW(121㎰)/8,250rpm
最大トルク
115.2N・m(11.7kgf・m)/6,000rpm
燃料タンク容量
12.9ℓ
燃費(WMTC)
タイヤサイズ
120/70-19(F)・150/80-18(R)
価格
209万9,000円※レースレプリカは236万4,000円

FTR1200/S 製品ページ

CONTACT

問い合わせ先
ポラリス ジャパン
URL
https://www.indianmotorcycle.co.jp

※記事の内容はNo.206(2019年5月24日)発売当時のものになります

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