ブラッシュアップされた250DUKEが登場

KTMのデュークシリーズは2024年で、デビュー30周年を迎える。すでに大幅にブラッシュアップされた390デュークが発表されているが、新たに250デュークが追加された。
フレームは新設計のスチール製トレリスフレームにアルミダイキャスト製サブフレームを組み合わせた2ピース構造で、オフセット量を見直したブラケット、軽量なスイングアーム、移設されたリヤショックなどが相まって、すぐれたコントロール性とハンドリングが期待できる。LC4cと名付けられた次世代型エンジンは、従来型でつちかってきた経験をもとに完全に再設計され、シリンダーヘッドやギアボックスが新たに最適化され、EURO5＋基準にも適合。
また、ショックアブソーバーをオフセンターにマウントすることで、シート高を下げるとともにエアボックスの大型化を実現したという。従来型よりも高さを低くしたシートは、安定性やハンドリングを犠牲にすることなく、扱いやすさを向上させるために意図的にデザインされた。
カラーがエレクトロニック×オレンジとセラミック×ホワイトの2色設定。発売は2月の予定になっており、価格は68万9,000円になる。

 

250DUKE

250DUKE主要諸元

モデル名

250DUKE

型式

ー

全長×全幅×全高

ー×ー×ー（㎜）

軸間距離

1,357㎜

シート高

800㎜

車両重量

165㎏

燃費消費率*1（WMTCモード値［クラス］*2）

ー㎞/ℓ［ー］

原動機種類

水冷4ストロークOHC

気筒数配列

単気筒

総排気量

249㎤

最高出力

23kW（31ps）/9,500rpm

最大トルク

25N・m（2.55㎏f・m）/7,500rpm

変速機形式

6速

燃料供給装置形式

フューエルインジェクション

燃料タンク容量

15L

タイヤサイズ（フロント・リヤ）

F＝110/70 R-17・R＝150/60 R-17

乗車定員

2名

※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞など）や運転方法、車両状態（装備、仕様）や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます