春のモーターサイクルショーで姿を現したヤマハのNeo Retroシリーズの『XSR155』。レトロな見た目と扱いやすい155ccエンジンを組み合わせ、注目したバイクビギナーも多かっただろう。ついに発売と価格が発表されたぞ! その特徴を交えて解説する。
XSRシリーズの特徴|レトロな見た目に今どきの走りをプラス
XSRシリーズの魅力は、昔ながらのバイクらしい雰囲気と、現代的な走行性能を組み合わせた“Neo Retro”にカテゴライズされる。丸型ライトやシンプルな車体ラインなど、ひと目で「バイクらしい」と感じられるデザインを持ちながら、メーターやエンジン、足まわりには今の技術を採用。見た目だけでなく、実際に走って楽しいモデルとして作られているのが特徴である。
XSRシリーズは、2016年に国内発売されたXSR900、2017年のXSR700、そして2023年のXSR125とラインアップを広げてきた。とくにXSR125は、免許を取ったばかりの若年層やセカンドバイクユーザーから支持されてきたモデル。
その一方で、「もう少し遠くまで行きたい」「もっとスポーティに走りたい」という声に応える形で登場したのがXSR155だ。見た目の親しみやすさはそのままに、走りのフィールドを広げたモデルと言える。
XSR155の魅力&詳細|155㏄エンジンで行ける場所が広がる
XSR155には、155㏄の水冷4ストロークOHC4バルブエンジンを搭載。さらに、低速域と中高速域で吸気バルブの作動特性を切り替えるVVAを採用し、街乗りからツーリングまで扱いやすい加速感を目指している。最高出力は14kW(19ps)/10,000rpm、最大トルクは14N・m/7,500rpm。数字だけ見ると少し難しく感じるかもしれませんが、ポイントは「軽快に走れて、遠くへ出かける余裕もある」ということ。バイクに慣れていく過程でも、楽しさを感じやすいエンジンだ。
またビギナーにとって気になるのが、発進やシフト操作、取りまわしのしやすさ。XSR155にはA&Sクラッチが採用されており、クラッチレバーの操作荷重を軽くし、加減速時のスムーズなシフト操作をサポート。車両重量は137㎏、シート高は810㎜。アップハンドルやスリムな車体、ニーグリップしやすい燃料タンクにより、コンパクトなライディングポジションを実現。初めてのバイクで不安になりやすい「押し歩き」や「乗り降り」にも配慮された設計になる。
さらに「このバイクに乗りたい」と思えるデザイン性も大きな魅力だ。丸型のLEDヘッドランプ、丸型LCDメーター、タックロールシート、金属素材のサイドカバーモールなど、クラシカルな雰囲気を感じさせる装備を採用。さらに、オフロード調トレッドパターンのタイヤが、自由に走り出したくなる雰囲気を演出している。
「派手すぎないけれど、ちゃんと個性がある」。そんな見た目は、初めての愛車として長く付き合いたくなるポイントだ。
カラーは3色|価格は53万9,000円・発売は6月30日
カラーラインナップは、やわらかく、ファッショナブルな雰囲気の『グリーニッシュグレーメタリック2(グリーン)』
落ち着きがあり、引き締まった印象の『ライトブルーイッシュグレーメタリック9(シルバー)』
往年のヤマハ車を思わせるグラフィックが魅力の『ブラックメタリック12(ブラック)』の3色展開になる。
まとめ|XSR155はビギナーの“もっと走りたい”に応える1台
XSR155は、レトロで親しみやすいデザイン、扱いやすい155㏄エンジン、軽快な車体、そしてツーリングにも挑戦しやすい装備を備えたモデルだ。初めてのバイク選びでは、見た目の好みも、扱いやすさも、走る楽しさも大切。XSR155はそのバランスがよく、「街乗りから始めて、いつか少し遠くまで走ってみたい」と考えているバイクビギナーにぴったりの選択肢といえる。
スペック
- モデル名
- XSR155
- 型式
- 8BK-RGB5J
- 全長×全幅×全高
- 2,005×805×1,075(㎜)
- 軸間距離
- 1,325㎜
- シート高
- 810㎜
- 車両重量
- 137㎏
- 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
- 48.1㎞/L[クラス2・サブクラス2-2]1名乗車時
- 原動機種類
- 水冷4ストロークOHC4バルブ
- 気筒数配列
- 単気筒
- 総排気量
- 155㎤
- 最高出力
- 14kW(19ps)/10,000rpm
- 最大トルク
- 14N・m(1.4㎏f・m)/7,500rpm
- 変速機形式
- 常時噛合式6段リターン
- 燃料供給装置形式
- フューエルインジェクション
- 燃料タンク容量
- 10L
- タイヤサイズ(フロント・リヤ)
- 110/70-17 M/C(54S)・140/70-17 M/C(66S)
- 乗車定員
- 2名
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
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