スーパーチャージャー搭載のツアラー・Ninja H2 SXなどがカワサキから発表! 国内販売は2018年春スタート

2017年11月9日より開催中のEICMA2017にて、カワサキからスーパーチャージャー搭載のツアラー・ニンジャ H2 SXが発表された。

また、同時にZ900RS カフェやZX-10R SEなど、カワサキからは注目のニューモデルがその他にも発表されたので、ソチラも簡単に紹介するぞ。

 

Ninja H2 SX

ニンジャH2譲りの998cc並列4気筒 スーパーチャージドエンジンを搭載するニンジャH2 SX。

最高出力147.1 kW (200 PS)/11,000 rpm、最大トルク137.3 N・m(14 kgf・m)/9,500 rpmを発揮するエンジンは、スーパーチャージャー本体や燃焼室、吸排気系などをリニューアルすることで、長距離走行時の疲れにくさと低速域での従順さを備えたストリートでの扱いやすさを重視した仕上がり。

 

ニンジャH2では8.5と低めに抑えられていた圧縮比がニンジャH2 SXでは11.2とかなり高めに設定されていることからも、スーパーチャージャーの過給圧は低めに抑えたレスポンスや、トルクの力強さを重視したエンジンであることが見て取れる。といっても、256kgの車両重量に200馬力のエンジンを搭載しているのだから、その乗り味は当然H2に負けない刺激的なモノに仕上げられていることだろう。

 

フレームはニンジャH2と同様のトレリスタイプだが、一人乗り用のニンジャH2とは異なり、パッセンジャー&荷物の積載を考慮して完全新設計。ホイールベースはニンジャH2比で25mm長い1,480mmに設定し、高速安定性を追求。30°のステアリング切れ角を確保することで、取りまわし性のよさにも配慮されている。

その他、シート高は835mm、タンク容量は19ℓとなっている。

 

 

ライディングポジション(ヒジ・ヒザの曲がり具合)はZZR1400よりも快適な設定となっているというニンジャ H2 SX。

ニンジャH2とZZR1400が融合したかのようなカウルデザインが印象的だが、それはZZR1400で培われたウインドプロテクション性能などを高めるカウリングデザインのノウハウが活用されているためだろう。

 

フルカラー液晶メーター搭載のNinja H2 SX SE登場!

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