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HONDA ゴールドウイング ツアー Dual Clutch Transmission〈AIRBAG〉

車両インプレ・解説
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2018年5月10日
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GOLDWING TOUR DCTのディテール紹介

走行中もスイッチで無段階調整が可能な電動スクリーン。メーター上の導風板は、高速巡航時に発生する負圧の揺り戻しを減らせて快適。高速走行時や雨天時にものすごく効いた
奥を覗くとテレスコピックではないのが一目瞭然。懸念したリンク採用によるステアリングのガタも最小限に抑えられ、ライダーはハンドルに手を添えているだけでいい印象だ
スポーティな走りを実現するためにフロントタイヤギリギリまで寄せられたエンジン。ライダーの着座位置も前方になり、ハンドルをより自然に操作できるようになった
ギヤを7速としたことで、常用域のエンジン回転数を引き下げ、より快適性を追求した水平対向6気筒エンジン。クルマのように滑らかながら、ワイドオープンすれば強烈な加速をする
Apple CarPlayを搭載し、iPhoneを繋いで地図アプリなども液晶パネルに表示可能。iPhoneでなくてもBluetooth搭載の携帯電話であれば、音楽再生、電話応答には対応
身につけているだけで、ハンドルロック施／解錠、エンジン始動、トランクスペース解錠などが行なえるスマートキーを採用。スペア含めて2個付属
コンパクトになったコックピット。エアマネジメントは無闇に防風性を高めるだけでなく、適度な風がライダーに当たるように設定。スイッチボックスまわりも前作比ですっきりとした印象だ
掴んでいるつまみがイグニッションで、ハンドルロックの施／解錠、電源のオンオフなどを行なう。手前はファンクションの十字キーと計器やオーディオ、ヒーター類のスイッチが並ぶ
トップボックスにはジェットヘルメットが2つ収納できるだけの容量を確保。USBソケットを装備し、各種機器の充電のほか、iPodなどの音楽ソースも接続可能だ
トップボックス同様、パニアケースもスマートキーを認識してワンタッチで開く。左側のボックス内にはETC車載器を標準装備。3ボックスの総合容量は110ℓ
右のスイッチボックスには、ドライブモード、キルスイッチ＆アイドリングストップスイッチ併用のスターターボタン。またクルーズコントロールも装備し、上限は160㎞/hに設定
DCTモデルには、駐車に便利なパーキングブレーキを装備。またブレーキを握り込むことで、アクセル操作をするまでブレーキをかけたままにするヒルスタートアシストも備える
かなりの熱量を発する5段階調整のグリップヒーターに加え、ライダー、タンデムシート＆バックレストには5段階調節が可能なヒーターを装備。ライダーシートはとにかく快適だ

ウォーキングスピードモードとは？

別名、微速前後進機能。これまでのGWには電動リバースモードはあったが、DCT採用車にはエンジンの動力を使ったモードを採用。しかもパドルスイッチ操作で前後進できる。実際に使ってみるとスロープや少々の段差なら乗り越えるだけのトルクがあり、かなり使える。しかも、前後進の切り替えがものすごくスムーズで、小刻みな切り返しもストレスなく行なえるのがいい！

 

 

 

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高
2,575×905×1,430〜1,555（㎜）
軸間距離
1,695㎜
シート高
745㎜
車両重量
383㎏
エンジン型式・排気量
水冷4ストロークOHC 4バルブ水平対向6気筒・1,833㎤
最高出力
93kW(126㎰)/5,500rpm
最大トルク
170N･m(17.3kgf･m)/4,500rpm
燃料タンク容量
21ℓ（レギュラーガソリン）
燃費（WMTC）
18.2㎞/ℓ
価格
331万5,600円（税8％込）

GOLD WING製品ページ

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CONTACT

問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

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※記事の内容はNo.193（2018年4月24日）発売当時のものになります

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