40を越えて明確な目標を立てる!?

最近よくみんな何を思って生きているんだろう?と考えることがある。突然「あなた、なんで生きてるんですか?」と聞かれたらどう答えます? きっと、あくまでもきっとだけど、すぐに明確な答えを返せる人は、ごく少数だと思うんだよな。子どものころなんかだと、「将来○○になって、みんなの役に立ちたい」なんてハッキリとした目標があって、それに向かってちょっと努力してたりしたと思うんだけど、いざ大人になれば、子どものころに目指したこととは、まったく違うことをしている人が大多数だと思うんだよね。だって、子どものころの夢ってかなり狭い見識のなかで作られたものでしかなく、成長するにしたがって、世のなかの仕組みやさまざまなしがらみを知って、挫折したりしながら生きていくわけじゃない。かくいうボクだって、大学を卒業したときでさえ、メディアに関わる人生を送るなんて夢にも思っていなかったんだから。で、最近ふとした瞬間に、なんか日々を生き残るために生活しているように感じることがある。そこで、この先の目標をあらためて立てようと思ったわけ。そんなわけで冒頭のみんな、とくに同世代の人が、どんなことを考えて生きているのかが気になっているのだ。

そういえば高校生のころ、友達は「幸せな家庭を作ることが、俺の人生の目標なんだよ」と宣言していたのを、当時は「そんなの目標じゃねぇよ。ってか、ちっちゃくね」とバカにしていた。それが40を越えて、実際に子どもと遊んだりしていると“この子が幸せな人生を送れるようにがんばんなきゃ”なんて思ったりするわけで、今になって“アイツすげー目標もってたんじゃん”と感心している。

タロー

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タロー

自転車にはじまり、バイク・車と自分で運転できるモノに乗っているだけで喜びを感じてしまうアラフォー。初めてラジオで聴いたヴァン・ヘイレンの「ホワイ・キャント・ジス・ビー・ラブ」以来HR/HMにはまり、着る服はタイトなモノが多い。ただし楽器類はまるっきしダメ。最近脇腹についた肉におびえ、全盛期は昼飯に弁当2つは当たり前だったのが1つをビクビクしながら食べている気弱なオヤジ。

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