パニアケースが付くだけで印象がガラリと変わる?ADVスタイルに変貌させるカスタムのススメ

 

ネイキッドでも工夫ひとつでアドベンチャーを楽しめる

 

ロイヤルエンフィールドから発売されたスクラム411。アドベンチャーツアラーのヒマラヤをベースにしたアーバンスクランブラーだ。同社が得意としているクラシカルな雰囲気も持ちつつ、乗っているとポジションや加速感など、ネイキッドとして楽しめる1台なのだがオプション次第でその印象がガラッと変わることをお伝えしたい。
同社のアドベンチャータイプというとやはりヒマラヤ。最新の発表ではクルーザータイプのスーパーメテオ650が登場して日本への入荷状況も気になるところではあるが、そんな今こそミドルクラスにも注目して欲しい!
さて、このスクラム411はスクランブラーな雰囲気を醸し出しつつストリート感が強い印象のバイクだ。エンジン性能はアドベンチャーなヒマラヤ同様のため、実はビシバシ走るというよりもツーリング向けの感覚が強いのだ。ということは遠出をしてキャンプして帰る、なんていうツーリングにも問題なく活躍してくれる。もちろんシートバッグを取り付ける程度のリアシート幅はあるのだが…積載性をもっとアップできる手段はないのかと模索したところ、車格が同じなのでヒマラヤ純正パーツが取り付けられることが発覚!ならばとパニアケースやトップケースを付けたら印象も変わるのではと試してみた。

 

 

ノーマルの状態だと一見華奢な印象も見受けられるがパニアが取り付けられるだけでアドベンチャー感マシマシ。堅牢なアルミ製の純正パーツなのでしっかりロゴの刻印がなされ、容量は26L。ステーが必須なので要注意だ。ハンドガードやブロックタイヤなどカスタム次第ではかなり土寄りな車両になっていく予感がする

 

 

 

フレームにしっかりと固定されるマウントステー。塗装済みのスチール製なのでこれだけで無骨感が出てくる。好みによってはソフトバッグを取り付けるのもよいだろう

 

 

 

ステー+両サイドパニアが取り付けられると一気に車幅もアップする。取り回しやコーナリングなど、少し勝手が変わるので注意しないとぶつけてしまう恐れもあるぞ

 

 

 

取り付けのつくりは非常にシンプル。ステー下部に引っかけたあとはパニア内部のボルトで固定するだけだ。ロングツーリングの時だけ取り付ける、という用途の場合でも取り外しが楽なのはとても好印象だ

 

 

 

トップケースやシートバッグと合わせると積載性がアップすることはもちろん、イメージも変わるのでよりツーリングが楽しくなるだろう。アドベンチャー感の少ないスクラムをカスタムするからこそのカッコよさが出てきたのではないだろうか。ちなみにトップケース取り付け用のキャリアも純正パーツとしてリリースされていて公式サイトにもデジタルカタログが掲載されている。取り付けなどは簡単にボルトオンできるとは言い難いので、正規取扱店に相談しに行くことを強くおススメする。

 

 

【撮影協力】

ショップ名
ROYAL ENFIELD TOKYO WEST(マイテック Realize)
住所
〒192-0066 東京都八王子市本町29-19
電話番号
042-686-2504
URL
http://mytec-realize.com/ref/

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします