【イベントレポート】オフロード走行、キャンプ、BBQとてんこ盛りだったEXPLORER CAMP MEETING 2026

写真・レポート:瀬イオナ

 

7月11日~12日の2日間、長野県・御嶽スキー場にある“ONTAKE EXPLORER PARK”で、クシタニが主催するキャンプイベント“EXPLORER CAMP MEETING 2026”が開催された。1947年創業の老舗ライディングギアメーカーである“クシタニ”が開催するイベントとして人気が高く、今回で6回目の開催。現在のイベント名となってからは4回目を迎える。キャンプとオフロード走行、交流を一度に楽しめるイベントとして定着しており、今年も全国から30名を超えるライダーが集まった。新潟県や兵庫県から自走で駆けつけた参加者もいるほどで、人気の高さがうかがえる。
イベント最大の特徴は「キャンプもオフロードも初めて」という人でも参加しやすいこと。キャンプ用品一式は1万3,000円、オフロードウエアー式は5,800円(ヘルメットのみ持参)のレンタルが用意されており、手ぶらで参加することも可能。愛車で走ることもできるが、レンタル車両も充実しているため、さまざまなオフロードバイクを試せるのも魅力だ。

バイク系YouTuberのせんちゃん、シンガーソングライターの花野さん、声優の難波祐香さんの3名がゲストとして参加。走行だけではなく、交流や夜のイベントまで、参加者と一緒になってイベントを盛り上げた。

 

初日は受付とライダーズミーティングの後、夕方まで思い思いにオフロード走行を楽しむスケジュール。走り終えた参加者の多くは、施設に隣接する“三笠の湯”で汗を流してから、夜のバーベキュー会場へ向かった。

 

夕食は、おやま食堂が用意する地元・長野県産の食材を中心としたバーベキュー。 自然に囲まれた広場で、バイク談義をしながら焼く肉や野菜のおいしさは格別だった。夏野菜カレーも大人気で、参加者がおかわりに並ぶ姿も見られた。さらに編集部が用意した“闇汁”企画も開催。自由に具材を入れていくスタイルだったが、参加者がみなさん真面目だったこともあり、完成したのは闇汁とは思えないほどおいしい豚汁のようなスペシャル鍋。会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。

 

夜には花野さんによるライブステージが開催される。出身地の静岡にまつわる楽曲やキャンプの夜にぴったりな楽曲が披露され、焚き火を囲みながら耳を傾ける贅沢な時間となった。 続いて行なわれた星空ツアーでは、星のソムリエ(星空案内人)の資格を持つ難波祐香さんが夜空を案内。七夕が近かったことから七夕の星座の話や、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の朗読も行なわれた。残念ながら薄い雲が広がり満天の星空とはなら なかったが、雲の隙間から現れる星を一つひとつ紹介しながら進むガイドに、参加者は静かに聞き入っていた。

 

2日目は早朝3時45分に集合し、三笠山山頂へ移動。期待していた日の出は厚い雲にさえぎられ雲海もほぼ出なかったものの(前日は写真のような雲海が出ていた…)、2,240mから見渡す山々の景色は圧巻だった。夜明けとともに少しずつ動き始める街並みを眺めていると、時間がゆっくり流れているような感覚になる。朝は冷え込んだため、体を動かしながら参加者同士で談笑する姿も印象的だった。

 

その後は、ヤマハ発動機が考案した“Revストレッチ”を実施。肩や腰、腕、脚など、ライダーが疲れやすい部位を重点的にほぐすプログラムで、もともとはヤマハ発動機の社員向けに開発された体操だという。実際に体を動かしてみると、肩まわりや背中が自然と軽くなり、体が目覚めていく感覚があった。これから長距離を走って帰るライダーにとっても、ぴったりの準備運動だ。 朝食も、おやま食堂のお弁当が用意され、朝から胃袋が満たされる。その後は16時までフリー走行が可能で、キャンプの片付けをする人や、ゆっくり三笠の湯を楽しむ人、オフロードバイクでガンガン走る人と、思い思いに楽しむことができた。
オフロード走行だけでなく、キャンプや食事、星空、そしてバイカー同士の交流まで楽しめる“EXPLORER CAMP MEETING”の参加費は2万8,000円。終始和やかな雰囲気だったので、初めての人にこそおすすめしたいイベントだった。

 

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