ロイヤルエンフィールド HUNTER 350がいま熱い! 2026年モデルの新色と進化を深掘り

クラシカルなバイクにはひかれる。でも、重たくて扱いにくいマシンはちょっと不安。久しぶりにバイクへ戻るなら、肩肘張らずに付き合える一台がいい…。そんなライダーに、いま注目してほしいのがロイヤルエンフィールドの“HUNTER 350(ハンター350)”だ。その特徴を紹介する。

 

ロイヤルエンフィールドは古いだけではない! 現在進行形のブランド

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ロイヤルエンフィールドの歴史は長い。最初のモーターサイクルが誕生したのは1901年。英国でスタートしたブランドは、1955年にマドラス・モータースと提携してインドでの生産へと歩みを進めた。2026年は、モーターサイクルを作り始めてから125周年にあたる節目の年でもある。

 

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ただし“長い歴史を持つ小さなクラシックブランド”と考えると、現在の姿を見誤る。2025年度、つまり2025年4月から2026年3月までの世界販売台数は過去最高となる123万8,659台を記録。2年連続で年間100万台を超えた。現在のロイヤルエンフィールドは、昔ながらのモーターサイクルらしさを大切にしながら、世界規模で成長を続けているメーカーなのである。

 

そしてラインナップもかなり充実している。クラシック、ロードスター、クルーザー、アドベンチャー、カフェレーサーまで、ひとつのブランドの中でかなり幅広い世界観を選べるようになっている。その1台がHUNTER350だ。

 

同じ349㏄エンジンから5つのキャラクターを作る“Jシリーズ”

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初めてロイヤルエンフィールドを見る人には『350という名前のバイクがずいぶん多い』と感じるかもしれない。現在、日本に導入される350ファミリーは、METEOR 350、CLASSIC 350、BULLET 350、GOAN CLASSIC 350、HUNTER 350の5車種。これらの中心にあるのが、349㏄の空冷単気筒OHCエンジン、通称“Jシリーズ”だ。Jプラットフォームは2020年に登場したMETEOR 350から採用が始まり、その後さまざまなモデルへ展開されてきた。基本となる最高出力20.2ps、最大トルク27Nmというスペックも各車で共通している。

 

 

面白いのは、同じエンジンでもバイクの性格がかなり違うことだ。CLASSIC 350は、ロイヤルエンフィールドらしい造形をもっともストレートに味わえる王道のクラシックモデル。BULLET 350はさらに素朴で伝統色が濃く、長く続くBULLETという名前そのものを楽しむような一台だ。GOAN CLASSIC 350はCLASSIC 350をベースに、低いシートやミニエイプハンドル、ホワイトウォールタイヤなどを組み合わせたファクトリー・ボバー。METEOR 350はゆったり走るクルーザー。そしてHUNTER 350は、同じエンジンをもっともコンパクトで軽快なストリートロードスターに仕立てたモデル、と考えるとわかりやすい。

 

 

つまり“同じ心臓を、どんな姿勢とスタイルで味わいたいか”で選べるのが、このシリーズの魅力なのである。

 

HUNTER 350は“街のためのロイヤルエンフィールド”として生まれた

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HUNTER 350が世界で発表されたのは2022年8月。日本では2023年3月から販売されている。ロイヤルエンフィールドらしい空冷単気筒エンジンや丸型ヘッドライトを残しながら、前後17インチのキャストホイール、790㎜のシート高を採用。最初から“都会を俊敏に走るロードスター”という役割が明確に与えられていた。

 

そのねらいは市場にも受け入れられた。2025年1月には世界累計販売50万台を突破。デビューから約2年半で到達した数字であり、メーカー自身もHUNTERを急成長モデルと位置づけている。

そして2025年、HUNTER 350は初の大きなブラッシュアップを受けた。ポイントは、エンジンの最高出力を増やしたことではない。むしろ、毎回バイクに乗るときに感じる部分を丁寧に改善したことだ。

 

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まず大きいのが、ロイヤルエンフィールドの350シリーズとして初めて採用されたF.C.C.製アシスト&スリッパークラッチ。クラッチレバーの操作力を軽減するとともに、シフトダウン時に急激なエンジンブレーキがかかった際のバックトルクも抑える。渋滞やストップ&ゴーの多い街中では左手の負担が減り、久しぶりにマニュアル車へ乗る人にとっても安心材料になる。

 

 

乗り心地にも手が入った。新型サスペンションを採用し、シートの形状とクッション性、さらにグリップ・シート・ステップの位置関係も見直され、ライダーだけでなくタンデム時の快適性も向上させている。

さらにLEDヘッドライト、Tripperナビゲーション、USB Type-C充電ポートを標準装備。旧型が持っていたシンプルなアナログ感覚を大きく損なうことなく、日常で“あると助かる”装備を追加した。速さを追いかけるモデルチェンジではなく、乗るたびに感じる小さなストレスを減らす方向の進化というのが、2025年型HUNTER 350のポイントだ。

2026年モデルは“色”でさらに魅力がアップ

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SPEC.●全長×全幅×全高:2,100×800×1,055(㎜)●軸間距離:ー㎜●シート高:790㎜●車両重量:181㎏●エンジン種類・排気量:空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒・349㎤●最高出力:14.9kW(20.2ps)/6,100rpm●最大トルク:27N・m(2.7kgf・m)/4,000rpm●燃料タンク容量:13L●タイヤサイズ:F=110/70-17・R=140/70-17●価格:65万100円(シングルトーン)・66万円(デュアルトーン)

 

基本的なメカニズムは2025年のアップデートを受け継ぎながら、2026年モデルではカラーバリエーションがさらに充実した。

 

2025年モデルから継続となるとシングルトーンの「Rio White(リオ・ホワイト)」、デュアルトーンの「Tokyo Black(トウキョウ・ブラック)」「London Red(ロンドン・レッド)」「Rebel Blue(レベル・ブルー)」の4色に、2026年6月にシングルトーンの「Graphite Grey(グラファイト・グレイ)」が追加された。都会のストリート・グラフィティから着想を得たカラー。低いトーンのグレーをベースにネオンイエローを差し込み、クラシックというより少しストリート寄りの雰囲気に仕上げられている。

 

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Graphite Grey

 

そして7月に日本導入が発表されたのが、デュアルトーンの「Mumbai Yellow(ムンバイ・イエロー)」と「Moonshot White(ムーンショット・ホワイト)」だ。

 

Mumbai Yellow—街のエネルギーをそのままタンクへ

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ムンバイ・イエローのテーマは、その名の通りインド最大級の都市ムンバイだ。ボリウッド映画、街に広がるアート、絶え間なく行き交う人々。そんなムンバイが持つ何層ものエネルギーを、大胆なイエローとグラフィックに落とし込んでいる。クラシカルな丸目のバイクなのに、懐古趣味だけにはならない。この新旧のミックス感は、HUNTER 350というモデルそのものを象徴しているようにも見える。

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Moonshot White—ハンターを星空から解釈する

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ムーンショット・ホワイトは、さらに遊び心が強い。モチーフになったのは、ギリシャ神話の“狩人=HUNTER”であるオリオン。そのオリオン座を現代的に再解釈し、手描き風のグラフィックや星座のモチーフを用いて多様性と自己表現を表現している。白を基調とした車体にカラフルなグラフィックが載るため、一見するとクラシカルなのに細部を見るほど現代的、という独特のキャラクターを持つ。

 

速さよりも“今日はちょっと乗ろう”と思わせる350

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HUNTER 350に、最新のスポーツモデルのような強烈な加速はない。高速道路を何時間も走り続けるなら、もっと大排気量のモデルもある。徹底的に低い足つきを求めるなら、METEOR 350やGOAN CLASSIC 350という選択肢もある。

 

それでもHUNTER 350には、ほかでは代えにくい魅力がある。181kgのコンパクトな車体。前後17インチの足まわり。低回転から粘る349㏄単気筒。そして、丸型ヘッドライトやティアドロップタンクが作り出す昔ながらのモーターサイクルらしさ。2025年以降は軽いクラッチやLEDヘッドライト、ナビ、USB Type-Cといった現代的な使いやすさまで加わった。

 

大げさな目的地を決めなくてもいい。休日の朝にエンジンをかけ、少し離れたカフェまで走る。気になる脇道があれば曲がってみる。そんな“バイクに乗ることそのもの”を楽しむには、350ccの単気筒はなかなかいいサイズだ。

 

昔から変わらないバイクらしさは欲しい。でも、昔のバイクの扱いにくさまでは欲しくない。HUNTER 350は、そんなバイクビギナーやリターンライダーにとって、ロイヤルエンフィールドの125年の歴史へ気軽に入っていける入口なのである。

 

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CONTACT

問い合わせ先
ロイヤルエンフィールドジャパン(総輸入発売元:ピーシーアイ株式会社)
URL
https://www.royalenfield.co.jp/

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